BASEとTikTok Shop連携機能の提供開始
BASEとTikTok ShopがAPI連携で商品販売を強化
ネットショップ作成サービス「BASE」を運営するBASE株式会社は、ショートムービープラットフォーム「TikTok」上で商品を直接販売できる「TikTok Shop」とのAPI連携を実現する「TikTok Shop連携 App」の提供を開始した。これにより、「BASE」利用事業者は、商品情報や在庫数を「TikTok Shop」へ自動連携可能となる。
BASEのネットショップ作成サービスの管理画面とスマートフォン表示例
動画起点の消費行動と新たな販売チャネル
「TikTok Shop」は、動画視聴から直接購入までをワンストップで完結できるEC機能として海外市場で成長。日本国内では2025年夏から秋にかけてローンチ予定で、事業者にとって新たな販売チャネルとなる見込みだ。BASEは本Appの先行提供で、国内のネットショップによる「TikTok Shop」活用の準備を促進する。
連携Appの概要と利用ステップ
「TikTok Shop連携 App」は「BASE」管理画面の商品情報(商品名・説明・画像・価格)および在庫数を「TikTok Shop」と自動連携でき、従来手動で必要だった登録作業を大幅に削減する。対象は「BASE」利用ショップで、費用は無料。
- 「TikTok Shop Seller Center」でアカウント取得・ショップ開設申請
- 「BASE Apps」から連携Appをインストール
- 「BASE」と「TikTok Shop」アカウントを連携
- 商品情報・在庫数を自動連携
なお、2025年6月4日時点では「TikTok Shop」国内ローンチ前のため、商品情報や在庫の事前連携のみ可能で、実際の販売開始はローンチ以降となる。また、販売不可ジャンルなどガイドラインの遵守も求められる。
BASEの事業規模と今後の展開
BASEは230万ショップが利用する国内最大級のネットショップ作成サービス。ノーコード設計やCRM、決済などの機能を備え、個人や中小規模事業者のEC参入障壁を下げてきた。今後も外部プラットフォーム連携を強化し、EC事業者の販路拡大・業務効率化を目指す方針だ。
動画コマース普及と中小ECの販路拡大
動画コンテンツを起点とした消費行動が拡大する中、「BASE」と「TikTok Shop」の連携は、国内中小EC事業者にとって新たな集客・販路拡大のチャンスとなる。今後のローンチ時にどれだけ早く、効果的に動画コマース市場へ展開できるかが、事業成長の鍵となりそうだ。