テックファームが新しいEC向けAI画像生成サービスを提供開始

ICTソリューション事業を手掛けるテックファーム株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:千原信悟、以下「テックファーム」)は、EC向けソリューションとして新たにAI画像生成サービスの提供を開始します。本サービスは、収穫前の青果や量産前のパッケージ、新色の衣服など、実物の撮影が難しい段階の商品をリアルに再現し、完成版の取得前から商品ページに掲載できる点が特長です。これにより、販売準備に要する時間を大幅に短縮し、EC事業者の販売機会最大化を支援します。
AI画像生成で「商品画像不在」を回避、迅速に販促にも連携
EC事業者にとって「商品画像が揃わないこと」は、販売開始を遅らせる大きな要因となっています。例えば青果は収穫期を待つ必要があり、化粧箱などのパッケージ・衣服等は、試作品段階から量産まで時間を要します。完成品が用意できなければ商品ページを公開できず、イメージ画像しか用意できず販促に繋げられないといった課題は、業界問わずEC共通の問題となっていました。
本サービスは、商品の特徴やデザインデータ、既存素材をもとに、AIが自然で実写に近い商品画像を生成します。これにより、実物がまだ揃っていない段階でも販売に必要な商品画像を先行して用意できるため、販売開始までのリードタイムを大幅に短縮し、効率化と販売機会の拡大に繋がります。
AI画像生成 一例
例えば、果物と加工品を組み合わせたギフトボックスの場合、一部の果物がまだ収穫前でも、収穫済みの果物を用いて商品を撮影し、前年に収穫した単体画像を素材としてAIが自然に合成。実物同様の見栄えを持つ商品画像を生成できます。さらに、デザインは完成しているものの実物が未完成の化粧箱も、AIがリアルに再現することで先行掲載が可能です。
想定される活用シーン
- デザイン入稿済みだが完成品は手元にない
- 手元にある試作品とこれから納品される量産品に若干の変更点がある
- 色違い商品を撮影するためのサンプル制作にコストがかかる
- 撮影日までに撮影用サンプルが間に合わない
- 海外輸入品で予約販売は決定しているが、まだ実物は入荷していない
EC事業者を支援するAI活用ソリューション
本サービスは、テックファームが2025年より提供を開始したECサイト向け音声コンテンツ生成サービス「ECCast」に続くソリューションとなります。
ECCastサービスページ:https://www.eccast.net/jp/
音声・画像といったコンテンツ生成の領域を拡張することで、EC事業のボトルネックを解消し、販促活動の効率化と収益機会の拡大を支援します。今後もテクノロジーを基盤とした新サービスを展開し、EC事業者が直面するさまざまな課題の解決に貢献してまいります。
テックファームについて
「ICTに精通したプロフェッショナル集団」として、デジタル技術を活用した事業変革や課題解決のためのソリューションをワンストップにて提供しています。1998年の創業以来、世界初や日本初のサービス実現に携わり、世界初のモバイルインターネットサービスであるNTTドコモ「iモード」立ち上げ時のシステム開発への参画をはじめとして、モバイル黎明期から多種多様な産業におけるICT活用の経験やノウハウを蓄積しています。AI、IoTを活用したデータ収集や分析から、ドローンやスマートデバイス、3D技術のメタバース領域への活用などの最先端テクノロジーと、多種多様な業界にて蓄積してきたICTソリューションに関する知見やノウハウを組み合わせることで、企業におけるDXなどのイノベーションを支援しています。
企業概要
会社名 テックファーム株式会社
所在地 東京都新宿区西新宿3丁目20番2号 東京オペラシティタワー23F
代表者 代表取締役社長 千原信悟
設 立 2015年
資本金 100百万円(2025年6月末現在)
URL https://www.techfirm.co.jp/
※記載の商品名、サービス名及び会社名は、各社の商標または登録商標です。