日本TikTok Shop市場、GMV24.55億円で微減 新商品数は51.5%増加

日本TikTok Shop市場、GMV24.55億円で微減 新商品数は51.5%増加

TikTok Shopデータ分析サービスKalodata Japanの最新データによると、2026年8月31日〜9月6日の日本TikTok Shop市場は、GMVが24.55億円(前週比▲5.64%)、販売件数が106.96万件(同▲7.05%)と、大型セール終了後の反動で減少した。一方で、新商品数は17.61万件と前週比51.50%増加し、秋冬シーズンに向けた商品投入が活発化している。

市場全体の動向:GMV微減もライブルーム数は過去最多

直近4週間のGMV推移は、8月10日週24.73億円、17日週23.20億円、24日週26.01億円、31日週24.55億円。平均販売価格は2,295円で前週比やや上昇した。ライブルーム数は1.93万件と過去最多を更新し、ライブコマースの活用が続いている。全ショップ数は137,858店(前週比+1%)、広告予算は2,854万円(同▲2%)と横ばいだが、新規ファン数は335万人(同▲23%)と大きく減少した。

直近4週間グラフ直近4週間の売上高・販売件数・平均販売価格の推移

カテゴリー別:美容が首位維持、アパレルカテゴリーが顕著に成長

カテゴリー別売上高では、「美容・パーソナルケア」が4.72億円で首位を維持。「食品・飲料」が3.53億円、「レディースウェア・インナー」が2.99億円で続いた。主要カテゴリーは前週比で減少傾向にあるものの、アパレル関連が好調だ。レディースウェア・インナーは前週比+7.85%、メンズウェア・下着は同+66.53%と大幅に伸長。9月に入り季節の切り替わりが進む中、秋冬商戦を見据えた商品投入が顕著になっている。

カテゴリ円グラフカテゴリー別売上比率、美容が19%でトップ

商品・コンテンツ指標:新商品投入と売上商品数が増加

商品・コンテンツ関連では、新商品数が17.61万件(前週比+52%)と大幅増。売上商品数も10.53万件(同+4%)と増加し、商品展開の拡大が続く。動画本数は153.7万本(同+1%)、ライブルーム数は1.93万件と横ばいだが、過去最多水準を維持している。

主要指標1新商品数や売上商品数、動画本数、ライブルーム数など主要マーケ指標

市場投資指標:広告予算は微減、新規ファン減少が課題

市場・投資関連指標では、全ショップ数が13.79万店(前週比+1%)と微増。広告予算は2,854万円(同▲2%)と減少傾向だが、大きな変動はない。一方、新規ファン数は335万人(同▲23%)と大幅に減少。セール終了後のエンゲージメント低下が示唆される。

主要指標2全ショップ数や広告予算、新規ファン数の週次比較

秋冬シーズンに向けた商品投入加速

8月31日週の日本TikTok Shop市場は、GMVこそ微減したものの、新商品数が51.5%増と大幅に伸び、秋冬シーズンを見据えた積極的な商品展開が確認された。特にメンズウェア・下着の伸び率(+66.53%)は顕著で、季節需要の変化がダイレクトに表れている。ライブルーム数が過去最多を更新し続けるなどライブコマースの基盤は堅調だが、新規ファン数の減少は中期的なリーチ拡大の課題となる。

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