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クラシコムブランドソリューション10周年記念イベントを開催

クラシコムブランドソリューション10周年記念イベントを開催

株式会社クラシコム(本社:東京都国立市、代表取締役社長:青木耕平、以下「当社」)による、「北欧、暮らしの道具店」で培ったノウハウをもとに企業のブランディング支援を行う「BRAND SOLUTION(ブランドソリューション)」が、2015年7月の提供開始から10周年を迎え、2025年7月末、クライアント企業を招待した記念イベントを開催しました。

ナショナルクライアントを中心にした取り組みブランド数が200を超え、約半数の企業がリピートしている実績や、「YouTubeドキュメンタリー動画」「ポッドキャスト番組プロデュース」「独占エージェンシーとしての協業」など既存の領域を超えた最新事例を紹介いたします。

※2025年7月末時点

クラシコムが提供するブランディング支援

BRAND SOLUTION

BRAND SOLUTIONは、2015年に「北欧、暮らしの道具店」がD2Cとして培ったノウハウをもとに、企業のブランディング支援を行うプログラムとして開始しました。このプログラムでは、高い顧客理解をベースとした提案力、入念なヒアリングや細やかなコミュニケーションを可能とする並走体制、定性・定量の両面から行う分析力が評価されています。

現在までにナショナルクライアントを中心に200ブランド超と取り組みを行い、半数以上の企業からリピート発注をいただいていることが特徴です。これにより、長期的かつ多様なプロジェクトへと発展するケースも多く、継続的なパートナーシップを築いています。

BRAND SOLUTION 10周年記念イベントを開催

10周年目の節目を迎えた2025年7月末、クライアント企業担当者約90名を招待したイベント「BRAND SOLUTION 10th Anniversary Gathering」を開催しました。

当日は、クラシコム執行役員 事業開発部 部長 高山達哉によるBRAND SOLUTIONの軌跡と展望を伝えるプレゼンテーションの他、当社代表取締役社長 青木耕平と株式会社Moonshot 代表取締役CEO 菅原健一による「オーセンティック」をテーマにしたトークセッション、クライアント企業3社(味の素株式会社、オルビス株式会社、積水ハウス株式会社)による「クラシコムとの共創によって生まれた価値について」をテーマにしたトークセッションをお届けしました。

トークセッション
「クライアント企業3社が語る、クラシコムとの共創によって生まれた価値とは?」より

味の素株式会社 執行役常務 岡本 達也様

「クラシコムのように、中の人の顔が見える会社になりたい」と思っていた時、ちょうど取り組みができることになりました。クラシコムのみなさんは、社員であると同時に「北欧、暮らしの道具店」のファンであり、ユーザーでもあるという一直線上のつながりがあります。これは消費者のインサイトを空想しながらデータに基づいてものづくりをしている私たちのマーケティング手法とは全く違っていて、ものすごくユニークなアプローチです。取り組みの中で、この手法を学ばせていただいたことが今も価値になっています。

オルビス株式会社 代表取締役 山口 裕絵様

ディセンシアの社長を務めていた時「北欧、暮らしの道具店」のような温度感のあるブランドになりたいという思いで、クラシコムと取り組みを始めました。最初の取り組みで、記事ではなく、社長である私の密着動画を提案いただき、驚いたことを覚えています。公開後、すぐに効果を感じられたのは組織の変化でした。社員がひとつにまとまり「この方向性だね」と一人ひとりが自分の仕事に向き合えるきっかけとなりました。その後もクラシコムとの取り組みを通じて、自分たちの「らしさ」に向き合うことの大切さを教わっています。

積水ハウス株式会社 常務執行役員 足立 紀生様

クラシコムと取り組みを始めて4年になりますが、密にコミュニケーションを重ねていただき、私たちの会社にとっても大きな貢献になっていると感じています。売上だけではなく、志が近いみなさんと一緒に仕事ができる喜びがあります。クラシコムのみなさんと一緒に仕事ができて、本当にありがたいですし、これからも取り組みを深めていきたいと考えています。

イベントのダイジェスト動画を公開

10周年記念イベントの当日の様子をお届けするダイジェスト動画を公開いたしました。

URL:https://youtu.be/YdzUhHilXTE

最新の取り組み事例

価値観でセグメントされた生活者層と世界観に特化したブティックエージェンシーとして、YouTubeドキュメンタリー動画や商品開発、イベントプロデュース、ポッドキャスト番組のプロデュース、独占エージェンシーとしての協業など、「北欧、暮らしの道具店」の知見を柔軟に活用し、取り組みの領域・規模を拡げています。

■ 積水ハウス:YouTubeドキュメンタリー動画

クラシコム副社長で「北欧、暮らしの道具店」店長である佐藤友子の家づくりを約1年半の密着取材でドキュメンタリー動画として公開しました。公開から約2週間で総再生回数20万回を突破し、30分尺の動画でありながら視聴完了率は約20%を記録し、多数の好意的なコメントが寄せられています。

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■ ナチュラルサイエンス:ポッドキャスト番組プロデュース

子育て中の親に寄り添うブランドであることの認知を広げるため、新たなコミュニケーション手段としてポッドキャスト番組を企画しました。配信開始後、この番組は「わたし」を軸にした内容が好評を呼び、Apple Podcastランキングでは「子育て」カテゴリー1位(2025年8/9日、10日)、さらに「キッズ/ファミリー」カテゴリー1位(2025年8月10日)を記録しました。

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■ CiiK社との独占エージェンシー契約を締結

2025年、起ち上げから約5カ月で29万フォロワーを獲得しているInstagramアカウント「それでも、美味いもん。」の独占エージェンシーとして期間限定で業務契約を締結しました。

「それでも、美味いもん。」を運営する株式会社CiiKは「身だしなみの文化をつくる」というミッションを掲げ、美容室の運営に加え、YouTubeとInstagramを中心としたメディア「大人男子ラボ」でコンテンツを配信し、さらにヘアワックスやスキンケアのブランドを立ち上げるなど、独自のマーケティングを実施しています。

BRAND SOLUTIONでは、今後「北欧、暮らしの道具店」の世界観に加え、CiiKの顧客である男性を中心とした新たなセグメントに対してアプローチするコラボレーション企画を実現していく予定です。

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BRAND SOLUTION

提供開始:2015年7月

詳細URL:https://kurashi.com/brandsolution

最新のイベント情報:https://kurashi.com/brandsolution/info

サービスに関するお問い合わせはこちら

「北欧、暮らしの道具店」とは

「北欧、暮らしの道具店」は「フィットする暮らし、つくろう。」をテーマに雑貨・アパレル等を販売し、暮らしに纏わる様々なコンテンツを提案するライフカルチャープラットフォームです。2007年にビンテージの北欧食器専門ECサイトとして立ち上がり、現在は日本を含む世界中の商品を取り扱っています。

オリジナル商品を企画・販売する他、レシピやコラム、インタビュー記事、ポッドキャスト、ドキュメンタリー動画、さらには2021年に映画化された『青葉家のテーブル』をはじめとするオリジナルドラマなど、様々なコンテンツをエンゲージメントアカウント(SNS・アプリ)を通じて発信することで、顧客との強い結びつきを構築しています。

公式サイト:https://hokuohkurashi.com

会社概要

社名:株式会社クラシコム

英文表記:Kurashicom Inc.

本社:東京都国立市中1-1-52 nonowa国立SOUTH 3F

設立:2006年9月

代表者:代表取締役社長 青木耕平

従業員数:98名(パート・アルバイト4名含む 2024年7月末現在)

事業内容:ライフカルチャープラットフォーム事業(EC運営、メディア運営コンテンツ開発、広告企画販売、雑貨・アパレル企画販売)

URL:https://kurashi.com

2022年8月5日に東京証券取引所グロース市場への新規上場(証券コード:7110)