トランスコスモスがCJ大韓通運と戦略的パートナーシップを締結

トランスコスモスとCJ大韓通運の業務協約締結
トランスコスモスは、韓国最大手ロジスティクス企業であるCJ大韓通運とソウル鍾路区のCJ大韓通運本社にて「CBE相互協力促進のための業務協約(MOU)」を締結しました。調印式にはCJ大韓通運の副社長IFS本部長のチャン・ヨンホ氏、CBE事業担当のキム・テホ氏をはじめ、EC/BX統括のキム・ドフン氏など関係者約10人が出席しました。ここで「CBE」とはCross-Border E-commerce(越境EC物流)を指します。
左から、CJ大韓通運の副社長IFS本部長チャン・ヨンホ氏と、transcosmos Korea, Inc代表取締役社長兼CEOの谷裕之が並んでいます。
戦略的パートナーシップの目的
今回の戦略的パートナーシップは、韓国におけるCBEワンストップサービスのローンチに向けた両社の協力体制の構築を目的としています。このCBEワンストップサービスは、トランスコスモスのeコマース運営・マーケティング能力とCJ大韓通運のグローバル物流インフラを融合した海外セラー向け統合ソリューションです。安定したサービス提供とグローバルセラーの流入拡大を中核戦略とします。
トランスコスモスの役割
トランスコスモスは、CBEワンストップサービスの運営全般を統括し、データとシステムに基づく体系的な運営を通じて、商品およびチャネル管理、マーケティング、顧客対応(CS)、セラーオンボーディングなど多様な実務領域においてセラーのパートナーの役割を果たします。さらに、多様なビジネスニーズを満たすため、統合型サービスからカスタマイズ型サービスに至るまで、幅広いソリューションを提供します。
CJ大韓通運の役割
CJ大韓通運は、CBEワンストップサービスを利用するセラーを対象に最適化された統合物流管理サービスを提供します。自社インフラとグローバルネットワークを基盤に、輸入通関からLMD配送、フルフィルメントまで、ワンストップで迅速かつ正確に処理します。また、物流サービスの品質向上のため、継続的なサービス対象国の拡大、商品開発、IT連携などを推進します。
持続可能な成長を目指して
両社は、保有するグローバルネットワークを積極的に活用し、事業企画、共同営業、契約締結など全過程において緊密に協力しながら、CBEワンストップサービスの持続可能な成長をはかります。両社の強みを基盤にパートナーシップを強化し、グローバルCBE市場における競争力をいっそう高める計画です。
韓国市場への影響
両社の豊富な経験と専門性を基盤としたグローバルCBEワンストップサービスは、韓国市場のグローバル拡大を牽引する中核基盤となることを目指します。両社間の緊密なパートナーシップを通じて、セラーが韓国市場で安定的にビジネスを成長させられるよう、体系的な支援を継続していきます。
トランスコスモスの企業概要
トランスコスモスは韓国国内において約10,000人の従業員を擁し、ITソリューションの開発、EC(Eコマース)、デジタルマーケティング、FS(フィールドサービス)、生涯教育機関の運営・教育コンサルティング、コンタクトセンターの構築・運営、ダイレクトメール(郵便発送)サービス、オムニチャネルシステム(モバイル、Eメール、郵便)の構築・サービス提供など企業ビジネスの業務領域に最適化されたBPOサービスを、350社を超えるお客様企業に提供しています。お客様企業のさまざまな業界・業種にあわせたサービスを提供し、コスト最適化や売上拡大・生産性・CS向上に貢献しています。
商標について
※トランスコスモスは、トランスコスモス株式会社の日本及びその他の国における登録商標または商標です。その他、記載されている会社名、製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
トランスコスモス株式会社について
トランスコスモスは1966年の創業以来、優れた「人」と最新の「技術力」を融合し、より価値の高いサービスを提供することで、お客様企業の競争力強化に努めて参りました。現在では、お客様企業のビジネスプロセスをコスト最適化と売上拡大の両面から支援するサービスを、アジアを中心に世界36の国と地域・184の拠点で、オペレーショナル・エクセレンスを追求し、提供しています。また、世界規模でのEC市場の拡大に合わせて、お客様企業の優良な商品・サービスを世界46の国と地域の消費者にお届けするグローバルECワンストップサービスも提供しています。トランスコスモスは事業環境の変化に対応し、デジタル技術の活用でお客様企業の変革を支援する「Global Digital Transformation Partner」を目指しています。
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