TemuのIACC加盟による知的財産保護体制強化
グローバル・オンライン・マーケットプレイスのTemu(テム)は、国際模倣対策連合(IACC)に加盟し、知的財産(IP)保護体制の強化を発表した。IACCは世界40以上の国・地域で250以上の企業・団体が参加する業界団体であり、Temuは一般会員として参画する。
IACC加盟による業界連携の拡大
Temuは2025年5月、IACCと覚書(MOU)を締結し、オンラインマーケットや決済事業者、グローバルブランドなどが参加する業界横断フォーラム「Marketplace Advisory Council(MAC)」の創設メンバーとなった。今回のIACC加盟は、既存のパートナーシップをさらに拡大し、業界横断のワーキンググループへの参加や知見の共有を通じて、IP保護および消費者保護強化への取り組みを推進する方針だ。
IACC側の期待と業界の現状
IACC会長のBob Barchiesi氏は「Temuの加盟を歓迎し、同社のIP保護強化の取り組みを高く評価する。模倣品対策には業界の連携が不可欠であり、Temuの積極的な参画が、より安全で信頼性の高いオンラインエコシステムの実現に寄与することを期待している」とコメントした。

Temuの知的財産保護の取り組み詳細
Temuは出店者審査や商品掲載前のスクリーニング、掲載後の24時間・365日監視など、プラットフォーム全体でIP保護を徹底。予防的な監視データベースには6,700以上のブランド情報を登録し、3,800万超の画像と900万超のキーワードを監視対象にしている。削除要請には99.9%以上を3営業日以内に対応し、平均対応時間は1営業日未満。2024年4月開始の「Brand Guardian Initiative」では、1,500以上のブランドと直接連携し、権利行使ツールの提供やデータ共有などを進めている。
グローバル展開と日本市場での評価
Temuは2022年に米国でサービスを開始し、現在は90以上の市場で事業を展開。2023年7月からは日本でもサービスを行い、効率的なサプライチェーンによる豊富な品揃えと価格の手頃さが消費者から評価されている。
