美容師・寺本俊介氏がWABE史上最高売上、ライブコマースで新販売モデル実証
WABEイベントで美容師が史上最高売上を達成
株式会社Cellestが運営するライブコマース専用ECモールアプリ「WABE」は、美容特化型イベント「WABE BEAUTY DAY」で、美容師でL.store経営者の寺本俊介氏が売上約150万円を記録し、アプリ史上最高売上を達成した。
イベント全体での売上高は146万7790円、平均客単価1万6871円、視聴者177人に対し購入者87人、コンバージョン率49.2%、販売数212点、平均滞在時間35分44秒という高水準の成果を残した。
表彰盾を手にする寺本俊介氏。L.store運営、美容師としても活動
美容師の専門性がライブコマースと高い親和性
美容師は日頃から顧客の髪質や悩みに合わせて商品提案を行う。そのカウンセリング経験が、ライブ配信でのリアルタイムな商品説明や質疑応答に活かせる。寺本氏はシャンプーやドライヤーを特性に応じて紹介し、スタッフとの2人体制やコメントへの即時対応も実施。専門知識が購入前の不安を解消し、高いCVRにつながった。
「売り込まれる」から「自分で選ぶ」購買体験へ
従来の店頭販売では販売員から勧められる受動的な購買が一般的だが、ライブコマースでは視聴者が配信を見ながら質問し、回答を得た上で納得して購入できる。今回の配信では視聴者が平均35分以上滞在し、能動的な情報収集と購買意思決定が行われた。
技術売上の限界を物販で突破する成長モデル
美容師は施術時間に物理的制約があり、技術売上だけでは伸びに限界がある。寺本氏は「技術売上100万円のスタイリストが物販でも100万円を動かす」目標を掲げ、ライブコマースで施術時間外に販売機会を創出。専門知識と接客力を組み合わせた「技術×物販」の二軸戦略を示した。
寺本氏は「美容師にとって新しい販売手段の可能性を強く感じた。商品の伝え方を変え、視聴者とコミュニケーションする重要性も実感した。今後は仲間にも可能性を伝え、美容業界にライブコマースの販売形態を広げたい」とコメントしている。
美容師×ライブコマースが生む販売チャネル拡大
今回の成果は、専門性の高い美容師がライブコマースにおいて高い販売効率を発揮できることを実証した。特にCVR49.2%は業界でも極めて高く、プロの知識が購買決定に直結する構造を示す。美容師の収益源を技術売上から物販へ拡張するモデルは、業界全体のビジネス構造変革の可能性を秘めている。
