GMO-PG、複数共通ポイントを一元化する「ポイント決済サービス」を国内初提供

GMO-PG、複数共通ポイントを一元化する「ポイント決済サービス」を国内初提供

GMOペイメントゲートウェイは2026年9月15日、総合オンライン決済サービス「PGマルチペイメントサービス」のオプションとして、複数の共通ポイントサービスとの契約からシステム接続、精算業務までを一元化する「ポイント決済サービス」の提供を開始した。EC・オンラインサービス事業者向けに、複数の共通ポイントを一元的に扱うサービスは国内初となる。

背景:拡大するEC市場とポイント需要

国内BtoC-EC市場は2024年に26.1兆円(前年比5.1%増)へ拡大。一方、ポイントサービス市場は2024年度に約2.8兆円(ポイント発行額ベース)と推計され、2029年度には約3.4兆円まで成長する見込みだ。主要な共通ポイントの会員数は1億人を超えるものもあり、購買行動に広く浸透している。こうした中、EC事業者にとってポイント対応は新規顧客獲得や購買単価向上の重要な施策となっている。

従来、複数の共通ポイントを導入するには、各社との個別契約やシステム開発、精算・運用対応が必要で、事業者に大きな負荷が生じていた。

ポイント接続図GMO-PGのポイント決済サービスで複数の共通ポイントを一括で契約・接続・精算する仕組みの図 負荷軽減比較図従来の個別対応とGMO-PG導入後の比較で導入負荷軽減を示すビフォーアフター図

サービス概要:単一APIで3サービスに対応

「ポイント決済サービス」は、初年度にVポイント(2026年秋より提供開始予定)、Pontaポイント、PayPayポイントに対応。事業者はGMO-PGと1契約・1API接続するだけで、これら3サービスを導入でき、のべ3.5億人超の会員基盤にリーチ可能となる。対応ポイントは今後順次拡大予定。

導入事業者は購入金額に応じてポイント付与が可能で、エンドユーザーは決済時に保有ポイントを支払いに利用できる。複数ポイントの組み合わせ利用も可能。また、実店舗で共通ポイントを導入済みの事業者は、同じ施策をECに展開することで、OMO施策として活用できる。

単一API概要図EC事業者が単一API接続で複数の共通ポイントを導入できるサービス概要を示す図

導入負荷の大幅軽減

本サービスでは、GMO-PG側で各ポイントサービスとの接続を集約するため、事業者は専用インフラや認証取得の準備が原則不要になる。個別接続に伴う開発・保守コストや運用工数を抑え、複数のポイントサービスを短期間で導入できる。

顧客獲得やリピート率向上

GMO-PGの本サービスは、EC事業者がポイント施策の導入障壁を下げ、複数ポイントに対応することで、顧客獲得やリピート率向上を促進する。ポイント経済圏の拡大と併せ、業界全体のOMO加速にも寄与する可能性がある。

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