Amazon unBoxed Tokyo 2026にGoldスポンサー出展、「AIが作成し人が判断する」広告運用の未来を提示

Amazon unBoxed Tokyo 2026にGoldスポンサー出展、「AIが作成し人が判断する」広告運用の未来を提示

株式会社Picaro.aiは、2026年11月4日にPrince Park Tower Tokyoで開催された「Amazon unBoxed Tokyo 2026」にGoldスポンサーとして出展した。約1,200人が来場したイベントでは、Amazon Ads Agentを中心に、広告の作成から分析までをAIが支援する方向性が示され、同社はブースで自社プラットフォーム「Picaro.AI」のデモを実施した。

Keynoteの大スクリーンKeynote会場の大スクリーンにPicaroロゴと「Thank you Gold Sponsor」が表示され、来場者が着席する様子

Keynoteで示されたAI支援の広告運用

Keynoteでは、自然言語で広告の目的を伝えるとキャンペーン設定やクリエイティブをAIが生成する「Amazon Ads Agent」が紹介された。広告主は内容を確認し、配信を判断する「AIが作成し、人が判断する」アプローチが強調された。また、予算配分や配信先の設定、前週比較などのレポート作成を支援する自然言語による広告プランニング・分析機能、Amazon Marketing Cloud(AMC)の「理解する→届ける→測る→改善する」運用サイクル、2027年上半期ローンチ予定のDVA+が発表された。

Picaro.AIブースでのデモと来場者の反応

Picaroブースの担当者青いスウェット姿のPicaroメンバーがブースで来場者対応を行う様子

ブースでは、Picaro.AIの3つの機能領域—AIO、分析、広告—と、会話で指示が出せるAIエージェントのデモが行われた。特にAI AgentとAIOへの関心が高く、「こんなことまでできるんですか」「AIOまでできるなんて」との声が多く寄せられた。AIOは、Amazon RufusやChatGPTなどのAI検索で自社ブランドの露出シェアを数値化し、商品ページ改善案を提示する機能。分析ダッシュボードは、売上や広告成果、在庫を一覧し、コントリビューション分析で優先順位を示す。AIエージェントは、20年の経験を学習し、ベンダーモデルにも対応。2026年中には自社ノウハウの追加が可能になる。広告運用は、AIが提案したルールを人間が承認し、閾値超過時はアラートを出す仕組みで、システム任せにならない運用を実現する。

Ads Agentステージ暗色の照明で「Amazon Ads Agent Beta」がスクリーンに映るKeynoteの様子

代表コメントと今後の展望

代表取締役の下平季位は、Keynoteでの「AIが作成し、人が判断する」という言葉に、自社が目指してきた「人間は判断を、作業は自動化」というビジョンが現実になるとの期待を表明。Amazonで10年間カテゴリマネージャーを務めた経験を活かし、20年のノウハウとクライアント独自の知見を組み合わせてアカウント全体の運用を支援する方針を示した。また、Amazon Advertising Sales VPらとの会談が今後の可能性を広げたと述べ、AI時代のAmazon運用の最前線に立つ意気込みを語った。

会場では「Amazonが提供するAIと外部ツールの違い」についての質問が多く寄せられたことを受け、11月18日に無料のフォローアップウェビナーを開催し、代表の下平がその違いを解説する予定である。

AIと人間の分業がEC広告運用の新標準に

今回のイベントでは、Amazon Ads Agentの発表とPicaro.AIのデモを通じて、AIが広告の作成・分析を担い、人間が判断に集中する分業モデルが明確に提示された。AIの提案を承認してから反映する設計は、広告主に安心感を与える一方、独自ノウハウの組み込みが可能な外部ツールの価値を高める。約1,200人の来場者が集まったことからも、EC事業者の関心の高さがうかがえ、2027年にはこうしたAI支援型運用が主流となる可能性がある。

広告