2025年消費者トレンドAI活用実態

2025年消費者トレンドAI活用実態

製造業・高校生・一般生活者・ECでのAI利用実態

MMD研究所は2025年の消費者トレンドに関する調査を発表し、AIの活用状況について製造業、高校生、一般生活者、EC利用者、旅行予約サービス利用者の5つの分野で実態をまとめた。AI導入や利用意向、感じている課題や変化、サービス別の利用傾向が明らかになった。

製造業のAI導入率と課題解決の実感

製造業でAIを導入している企業は21.4%にとどまったものの、AIを導入した企業のうち83.1%が課題解決の効果を実感していると回答。業務上の課題を感じている人は63.5%に上り、AIが課題解決の有効な手段となっている現状がうかがえる。

高校生のAI利用動向と通信環境

高校生の6割がスマートフォンでAIを利用しており、週1回以上の利用者も6割に達している。AIの利用によって84.0%の高校生が「何らかの変化があった」と回答した。また、直近半年の通信のつながりやすさは78.0%が「問題なし」と認識しており、外出時の通信環境についてはソフトバンクがトップとなった。

一般生活者の生成AIサービス利用実態

一般生活者が利用する生成AIサービスでは「ChatGPT」が最も多く使われている。AIと連携しても良いと考えられている情報は「ポイントや会員情報」「サイト・アプリ内の閲覧履歴」「過去の購買履歴」が上位となった。

EC・旅行予約サービスでのAIサポート需要

ECサイト利用者のうち、AIによるサポートを求める人は51.3%となり、主要な利用先は「楽天市場」「Amazon」「Yahoo!ショッピング」だった。一方、オンライン旅行予約サービス利用者では、AIサポートを望む人は59.1%となっており、「楽天トラベル」「じゃらんnet」「Yahoo!トラベル」が主要サービスとして利用されている。

AI活用の広がりと課題解決力の高さ

2025年に向けて、AIの利用は製造業や生活者、高校生の間で着実に広がっている。特に製造業ではAI導入企業の多くが業務課題の解決を実感しており、ECや旅行予約分野でも半数以上がAIサポートを求めている。消費者行動や事業運営においてAIが今後も存在感を増すことは確実と言えそうだ。

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