バイセル、米国TikTok Shop主催「Luxury Resale Summit 2026」に登壇
バイセル、米国TikTok Shop主催「Luxury Resale Summit 2026」に登壇
リユースサービス「バイセル」を運営するBuySell Technologiesは、2026年9月11日、米ニューヨークで開催されたTikTok Shop主催「Luxury Resale Summit 2026」に登壇した。同社代表取締役会長の岩田匡平がキーノートスピーチを務め、アメリカの中古ブランド品販売事業者100社超に向けて「Used in Japan」の強みと市場動向を発信した。
世界の中古ラグジュアリー市場とTikTok Shopの急成長
世界の中古ラグジュアリー市場は拡大を続けている。ボストンコンサルティンググループの調査によると、ファッション・高級品の中古市場規模は2022年の約1300億ドル(約20兆円)から2025年には約2100〜2200億ドル(約32〜33兆円)へ、年平均成長率15〜20%で成長したと推計される。TikTok Shopは中古ラグジュアリーの購入先として定着し、2026年第2四半期時点で同カテゴリーの1日あたり平均GMVが前年比400%増となった。
「Used in Japan」の価値とバイセルの取り組み
日本の家庭には、使われずに眠る高級ブランド品や時計、着物、美術品が数多く存在する。メルカリの調査によると、その「かくれ資産」は約91兆円に上ると推計される。バイセルは年間50万件以上の出張買取(2026年度計画)を通じてこれらの品物を収集し、2026年4月からTikTok Shopでアメリカ向けに中古ブランドバッグの販売を開始。週6日、1日5時間のライブ配信でアメリカ市場のニーズを実感しているという。
サミットでの登壇内容と反響
本サミットはニューヨークファッションウィークに合わせて開催され、TikTok Shopは中古ラグジュアリー市場拡大への期待から、販売事業者100社超を集めた。バイセルは「Premium Global Supply(高品質な商品のグローバル供給元)」の代表企業としてキーノートを担当。日本のリユース市場の現状や、真贋鑑定などの技術力・安全性を伝えた。登壇後は多くの参加者から相談や要望が寄せられ、日本の中古品への高い期待が確認された。
パネルディスカッションの様子
ステージスピーチの様子
会場全景
ルーフトップ交流の様子
中古ラグジュアリーECの新潮流
TikTok Shopがラグジュアリーリユース領域で急速に存在感を高める中、バイセルの登壇は日本の中古品がグローバルサプライチェーンとして重要であることを示した。出張買取で収集した高品質な国内品をライブコマースで海外販売するモデルは、EC業界における循環経済の新たな成長軸となる可能性がある。