JAPAN EC大賞2027開催、11月2日より投票受付開始
EC通販業界のプロ1,000人が選ぶ「JAPAN EC大賞2027」、11月2日より投票開始
一般社団法人日本通販CRM協会は2026年10月9日、EC通販商品を対象としたアワード「JAPAN EC大賞2027」の開催を発表した。投票受付は2026年11月2日から開始され、EC通販に携わるプロ約1,000人が参加する。今回から評価対象を企業単位から商品単位に変更し、2段階の投票で各部門賞と総合大賞を決定する点が特徴だ。
商品単位の2段階選考で受賞企業を決定
「JAPAN EC大賞2027」では、EC通販に関わるプロ1,000人が5部門の商品に投票する。部門は「ヘルスケア」「ビューティー・コスメ」「食品」「ライフスタイル・ホームグッズ」「アパレル・ファッション」の5つ。一次投票(2026年11月2日~12月4日)で各部門上位商品をノミネートし、二次投票(12月21日~2027年1月27日)で最終受賞商品を決定する。全部門を通じて得票数が最多の企業には「総合大賞」が贈られる。
投票者は、一次・二次とも各部門1商品まで投票可能。自社商品への投票は禁止され、所属企業の商品は事前エントリー(~11月2日10時まで)で掲示できる。一次投票で1商品あたり5名以上の投票を得た企業は、申請により日本通販CRM協会サイトに「投票協力企業」として無料掲載される。
審査基準は「ブランドストーリーの魅力」「ユーザー目線のPR企画」「データ活用による顧客施策」「独自性と企業の想い」「信頼関係の構築」の5項目。業界のインダストリーリーダーが選考プロセスを支援し、その顔ぶれは2026年11月初旬に発表予定だ。
受賞発表は2027年3月中旬、都内で授賞式
二次投票の結果をもとに、各部門の受賞商品と総合大賞が決定する。受賞発表と授賞式は2027年3月中旬に東京都内で開催予定で、詳細は後日案内される。
EC市場の成長と課題を背景に、業界の信頼向上へ
日本通販CRM協会は、EC市場の売上高と参入企業が増加する一方、法改正や競合増加、広告費高騰などの課題が山積していると指摘。こうした環境下で、業界のプロが本物の商品を選び称賛することで、消費者からの信頼を高め、日本のEC・通販業界を世界に誇れる産業へと発展させる狙いがある。
商品単位の選考がもたらす変化
今回の変更点である商品単位の2段階投票は、企業ブランド力ではなく個別商品の実力を浮き彫りにする。消費者の購買行動が商品単位で行われる現代において、業界プロの評価がユーザーの信頼形成に直結する可能性がある。特に、ノミネート商品の透明性が高まれば、中小企業や新興ブランドの認知拡大につながる点が注目される。