ZETA、「Retail & Commerce Standard 2026」でエージェンティックコマース時代のEC検索を解説
ZETA、翔泳社主催イベントで登壇へ
ZETA株式会社は、2026年12月3日に開催される「Retail & Commerce Standard 2026」において、代表取締役社長の山崎徳之が登壇すると発表した。本セッションでは、生成AIの普及に伴う購買行動の変化や、エージェンティックコマース時代におけるECサイト内検索の役割について解説する。
AI時代のECサイトに求められる検索性能
生成AIの活用が広がる中、消費者の商品探索はキーワード検索からAIとの会話を通じた複雑な条件指定へと進化している。さらに、AIがユーザーに代わって探索・比較・提案する「エージェンティックコマース」の台頭により、ECサイト内検索には人だけでなくAIからの大量かつ複雑なリクエストに耐えうる性能が必須となる。具体的には、複数条件の掛け合わせや条件変更に伴う再検索が頻繁に発生するため、高速かつ安定した応答処理と、意図に合致した商品を正確に抽出する精度が求められる。
加えて、AIが確信を持って商品を比較・提案するためには、商品属性や価格、在庫などの正確な最新情報に加え、レビューやQ&AといったUGCに含まれるサイズ感や使用感などの定性データも不可欠となる。これらの正確な情報基盤が、エージェンティック時代におけるユーザーとAI双方からの信頼を確立する鍵となる。
海外動向や導入事例から見るEC戦略
本セッションでは、海外のリテール市場の最新動向や現場の課題感を交えながら、AIによる検索・購買行動の変化とサイト内検索の役割を解説。検索精度や安定稼働のポイント、正確な商品情報とUGCを連携させた購買判断の支援について取り上げる。さらに、検索・購買データを活用したリテールメディア広告による顧客接点の創出や、国内大手ECサイトにおける導入事例も紹介される。
イベントは2026年12月3日10時55分から11時35分まで、JPタワー ホール&カンファレンスでリアル開催される。参加費は無料で、事前登録制。主な対象はEC事業者やマーケティング責任者としている。
エージェンティックコマースがEC検索に求める新基準
生成AIの普及により、ECサイト内検索には人間以上に大量かつ複雑なクエリを処理する性能が求められる。ZETAの発表は、単なる製品紹介にとどまらず、業界全体がエージェンティックコマースへの対応を迫られている現状を示す。特に、検索精度や情報基盤の信頼性が競争力の源泉となる中、自社のECサイトをどう進化させるかが、今後の事業成長を左右するだろう。