ダイアナ公式通販サイトにおけるAI接客体験進化と顧客理解の深化事例
ダイアナが推進するAI接客体験の最前線
婦人靴ブランド大手のダイアナは、公式通販サイトにおいてAIマーケティングソリューション『awoo AI』を導入し、顧客体験の変革に取り組んでいる。1948年創業以来、確かな品質と履き心地で支持を集めてきた同社は、時代の変化に対応しECの強化を進めてきたが、近年はAIの活用による「寄り添うEC」への進化を加速させている。
DIANA公式通販サイトのスマートフォン画面とAI導入による効果数値の紹介画像です。
AIハッシュタグ経由の回遊率2.1倍、CVR1.7倍に
『awoo AI』導入後、サイト内で自動生成されるAIハッシュタグを経由したユーザーの回遊率は、非使用ユーザーに比べ2.1倍に増加。また、コンバージョン率(CVR)も1.7倍に向上している(いずれも2025年8月比較)。この効果はECサイトのみならずメール施策にも波及し、全体の売上貢献度向上に寄与している。
顧客ニーズの言語化とOMO基盤構築への広がり
ダイアナのデジタルマーケティング部長・小河正義氏は、AIが顧客の曖昧なニーズを具体的に言語化できるようになった点を強調。AIによるラベリングデータは、今後店舗とECをシームレスにつなぐOMO(Online Merges with Offline)基盤の柱として、よりパーソナライズされた購買体験の実現にも期待が高まっている。
awoo AIの特徴と市場での広がり
- AIによる商品特徴・利用シーンの自動ラベリング
- 直感的なハッシュタグ生成と画像レコメンド
- 商品説明文や利用シーンを画像解析で自動生成
- 行動データと連動したキャンペーンページ自動作成
awoo AIは国内155社以上のECサイトに導入されており、回遊率やCVRといったCX(顧客体験)指標の改善実績がある。近年は生成AIやLLM(大規模言語モデル)を活用した新サービスも展開し、AI検索やゼロクリック時代に最適化された購買体験の提供を目指している。
AI活用によるEC体験の深化とOMO実現
AIによる顧客体験のパーソナライズは、ECサイトの回遊率やCVRへの即時的な効果だけでなく、実店舗とECの連携を強化するOMO時代の中核技術としても注目を集めている。今後、消費者とブランドの接点がますます多様化・シームレス化する中で、AIによるデータ活用と体験設計が競争優位の鍵となるだろう。