mov提唱の新戦略ローカルインベントリマーケティング事業責任者インタビュー
消費者購買行動の変化に対応する新戦略
株式会社movは、消費者の購買行動変化に適応する新たなマーケティング手法「ローカルインベントリマーケティング(LIM)」を提唱し、店舗向け集客一元化プラットフォーム「口コミコム」のオプションサービス『ライトOMOサービス』の提供を開始した。SNSやAIの普及により、購買行動の起点は検索からSNSへ移行し、Google検索でもAIによる情報提示が始まるなど、小売業界ではオンライン・オフラインを横断した情報発信競争が激化している。
mov社のオフィスで事業責任者が新戦略について語り合うインタビュー風景です。
ローカルインベントリマーケティングの仕組み
ローカルインベントリマーケティングは、商品在庫情報と店舗情報を連携して、ユーザーが検索した際に近隣店舗の在庫状況やECサイトへの導線をGoogleなどの検索プラットフォームに表示し、実店舗・EC双方への送客を最大化する施策。購買モーメントを逃さず、欲しい商品を今すぐ手に入れたいというニーズに応えることで、小売事業者の機会損失を防ぐことが狙いだ。
在庫情報をもとにユーザーを実店舗へ誘導する仕組みを図解したインフォグラフィックです。
在庫情報を活用しECサイトへユーザーを誘導する仕組みを示したインフォグラフィックです。
Google検索・ショッピング・マップで商品情報が表示される仕組みを示す図解です。
ライトOMOサービスの特徴と導入メリット
「ライトOMOサービス」は、口コミコム上でGoogleマーチャントセンターやGoogleビジネスプロフィールと連携し、店舗の商品在庫情報を容易に設定・公開できる。これによりGoogle検索やショッピング、マップでの情報露出が拡大、ユーザーとの接点が大幅に増加する。2025年2月にはグループインした株式会社Patheeの「STORECAST」技術も継承し、より高精度な在庫連携が実現した。
事業責任者インタビューで語られたポイント
- SNSとAIによる購買行動の最新動向
- 在庫情報が来店動機を生み出す仕組み
- アパレル・家具メーカー等での実証事例
- リアルタイムでの購買意欲への対応
インタビューには執行役員・赤司誠氏と開発責任者・牧村真吾氏が登場。AI時代における検索対策とリアルタイムな商品情報の発信の重要性、OMO(Online Merges with Offline)を推進することで得られる新たな事業機会について語っている。
口コミコムの機能とインバウンド領域の展開
口コミコムは、国内外31サイトと連携し店舗情報や商品情報の一元管理が可能。AIによる口コミ分析・返信を支援するほか、Googleマップや海外サイトと連携した多言語でのMEO対策も強化している。飲食・小売・自治体など幅広い業種で導入されている。
また、movが運営する「訪日ラボ」は訪日外国人向け市場データやインバウンド最新情報を発信する業界最大級のメディアとして、実店舗の集客・インバウンド戦略の強化にも寄与している。
購買機会最大化へ進化する店舗集客
AI時代の小売業では、オンラインとオフラインの情報統合が不可欠になりつつある。消費者の購買モチベーションをリアルタイムに捉えるローカルインベントリマーケティングは、来店促進とEC強化の両立を可能にし、小売事業者の販路拡大・機会損失防止に直結する戦略といえる。今後、在庫連携や検索最適化技術の進化が市場の標準となる可能性が高い。