Recustomerのグローバル展開と多言語・多通貨対応による越境EC体験の革新

Recustomerのグローバル展開と多言語・多通貨対応による越境EC体験の革新

Recustomerは、EC事業者向けの購入後体験プラットフォームにおいて多言語・多通貨対応を開始し、グローバル展開を本格化した。これにより、Shopifyを活用する越境・海外EC事業者は、海外顧客に対し、母国語や自国通貨で商品情報や配送状況を提供できるようになる。

拡大する越境EC市場と解決すべき課題

世界的に越境EC市場は急成長を続けており、特に日本企業の海外進出も加速している。一方で、言語や通貨の壁が購入手続きや支払いの不透明さを生み出し、顧客満足度や再購入率の低下につながっていた。

Recustomerは、配送追跡ページと通知メールの多言語化、注文情報の多通貨対応を実現。顧客はストア利用通貨で商品情報を確認でき、購入から受取までの一貫した安心感が得られる。

EC事業者と顧客双方に拡がるメリット

新機能により、EC事業者はコンバージョン率やリピート購入率の改善、LTV(顧客生涯価値)の向上が期待できる。配送や支払いに関する不安の軽減が、売上拡大の後押しにもつながる。

今後の展開と東南アジア市場のポテンシャル

今後は多言語・多通貨対応の範囲を拡大予定で、返品・交換や「お試し購入」時の返金処理にも多通貨対応を導入する方針。グローバル戦略の第一歩として、東南アジア市場にも注力する。

同市場は2024年に約19兆円、2033年には約35兆円規模へと拡大し、CAGRは12%と高成長が見込まれる。購入の約20%が返品関連であり、同社の自動化ソリューションの需要が高いとみられている。

笑顔の男性ポートレートRecustomer Director of Global Business Istas Antariksa氏

同社は配送追跡サービスだけでなく、今後は特許取得済みの「お試し購入」や返品・交換の自動化にも注力し、世界基準の購入後体験の創出を目指す。

主な多言語・多通貨対応機能の範囲

  • 配送追跡ページと通知メールの多言語対応
  • 注文情報の多通貨対応(商品価格表示)
  • DHL、日本郵便EMSへの対応
  • Shopifyを活用する国内外の越境EC事業者が対象

Recustomerのサービス概要

Recustomerは、購入後体験の向上と顧客接点創造を目的に、配送追跡、返品・交換・キャンセル自動化、「お試し購入」など3つのサービスを展開。特別な購入後体験の提供を通じて、EC事業者の売上向上を支援している。

多言語・多通貨対応がもたらす越境EC成長加速

越境EC市場の拡大と共に、言語や通貨の壁を取り払うRecustomerの取り組みは、顧客視点・事業者視点双方で大きなインパクトを持つ。今後もEC運営のグローバル化は進み、購入後体験の質的向上が差別化要素となる中で、こうしたサービスの価値はさらに高まりそうだ。