GMOペイメントゲートウェイ決済手段利用意向調査2025年度版公開
EC決済の最新動向を示す調査結果が公開
GMOペイメントゲートウェイは、EC分野の売上機会最大化を目指し「決済手段 利用意向調査 2025年度版」を発表した。公開は2025年11月25日で、国内EC市場の消費者6,556人を対象に、決済手段の選択傾向や心理的要因を多面的に分析したもの。ホワイトペーパーとして一般公開されている。
クレジットカード中心の決済利用が定着
調査によれば、物販EC利用者の67.3%、サービスEC等の65.9%がクレジットカードを主要な決済手段として利用している。PayPayやAmazon Pay/Amazonギフト(物販14.9%・サービス13.1%)、楽天ペイ(サービス16.8%)なども上位に挙がり、複数の決済手段を組み合わせる傾向が強まっている。
- 物販ECでのクレジットカード利用率67.3%
- PayPay利用率:物販30.4%、サービス41.2%
- Amazon Pay/Amazonギフト:物販14.9%、サービス13.1%
- サービスEC等での楽天ペイ利用率16.8%
複数決済手段の導入が売上拡大に寄与
決済選択の決め手はポイント・利便性・安心感
消費者が決済手段を選ぶ際は「ポイントを貯めたい」が約半数で最重要視され、「使いやすさ」や「セキュリティ面での安心感」も重視されている。ポイント経済圏への親和性や、簡便な操作性、安心して利用できる体験がEC事業者にとって売上向上の鍵となることが示唆された。
本人認証失敗による離脱リスクが顕在化
EMV 3-Dセキュア(3DS)による本人認証において、物販ECで32.2%、サービスEC等で38.7%の利用者が失敗経験を持つ。そのうち物販16.6%・サービス14.3%が購入を断念し、いずれも約半数が「不便なサイト」と感じている。本人認証のUX設計や代替決済手段へのスムーズな誘導が、機会損失防止の重要な施策として浮き彫りとなった。
調査結果を活用したセミナー開催も決定
本調査をもとに、2025年12月9日にはオンラインセミナー「その『カゴ落ち』、原因は“決済手段の不足”かもしれません」が開催予定。消費者インサイトの解説や詳細データの公開のほか、実践的な決済戦略についても紹介される。
「カゴ落ち」防止をテーマにしたセミナー
多様な決済設計がECビジネス成長の鍵
クレジットカードを基軸に複数のPay系決済を組み合わせ、本人認証やUX設計の最適化を進めることが、売上最大化とカゴ落ち防止に直結する。消費者の選択理由や離脱要因をデータで可視化することで、EC事業者は自社の顧客層に合わせた決済設計を検討できる時代に入った。