SWOON SUPPLYによるRecustomer機能導入と購買体験向上

SWOON SUPPLYがRecustomer導入で購買率向上
鎌倉発のライフスタイルブランドSWOON SUPPLYは、自社ECサイトにRecustomer株式会社の「返品・キャンセル」「お試し購入」「配送追跡」機能を導入し、購買率(CVR)が約3倍に向上した。前年比でも最大2倍の成長を記録しており、EC業界における購入体験の強化が顧客獲得とLTV向上に直結する事例となった。
導入背景と課題感
SWOON SUPPLYは、もともと木製雑貨の製造販売からスタートし、2019年から自社ブランド事業を本格化。2021年にアパレルブランドとして独立し、SNSを通じてファンを拡大してきた。一方で、サイズや品質への不安から初回購入のハードルが高いという課題を抱えていた。
返品マーケティングによる購買促進
Recustomerの「返品マーケティング」の考え方に着目し、返品・交換ポリシーを拡充。商品到着から7日以内であれば無料で返品・交換可能とし、自動承認・受付機能により運用負荷を抑えつつ、安心して購入できる環境を構築した。これにより、導入から2か月でアパレル商品のCVRが約3倍となった。
複数購入とLTV向上への波及効果
返品への安心感が初回から複数点購入につながり、LTV(顧客生涯価値)の向上を実現。実際には3点・4点と複数購入するユーザーが増えたが、返品率の上昇は見られず、購入体験の質向上とともに売上増加にも寄与している。
お試し購入・配送追跡による購入後体験の強化
「お試し購入」機能では、気に入った商品のみ支払いが可能で購入リスクを低減。「配送追跡」メールのクリック率も従来のメルマガを大きく上回り、顧客との新たな接点を創出している。これらの機能を組み合わせ、ブランド体験全体を高めている。
今後の展望
SWOON SUPPLYは今後も“語りたくなるブランド体験”の強化を目指し、商品の背景やストーリーの発信、返品・お試し購入の価値訴求を継続。Recustomerとの連携を強化することで、長期的なファン層拡大と顧客基盤の安定化を図る方針だ。
柔軟な返品体験がEC成長を後押し
返品・お試し購入など購入体験の柔軟性が、顧客の初回購入ハードルを下げ、CVRやLTVの向上に直結することが示された。EC事業者にとって、返品対応の効率化と体験価値の訴求は今後の競争力強化に不可欠となるだろう。