ミライスピーカーによる返品業務DXと顧客体験強化
ミライスピーカーがRecustomer返品・キャンセルを導入
シニア向けに“聞こえ”課題を解決するミライスピーカーが、EC事業の成長とともに増加した返品業務への対応として、Recustomerの「返品・キャンセル」システムを導入した。返品業務の自動化と顧客体験(CX)の向上を狙い、返金保証と連動した効率的な運用体制を構築している。
ミライスピーカー導入事例の集合写真(Recustomer連携)
導入背景と課題
ミライスピーカーは独自の曲面サウンド技術を活かし、シニア層を中心に支持を拡大してきた。安心して製品を試せる「60日間返金保証」により、EC売上は2022年以降急伸。一方で、返品申請の増加や進捗管理の煩雑さ、顧客からの問い合わせ対応など、業務負荷とCXの両面で課題が顕在化していた。特に返品の可視化や条件判定の自動化が求められていた。
Recustomer導入による業務効率化とCX向上
- 返品条件の自動判定により確認工数を約80%削減
- シニア層でも使いやすいUIで電話問い合わせ増加を回避
- 返品ステータスの自動通知で顧客の不安を解消
- 返品理由データの分析で商品改善・返品率低減に寄与
- 返金保証期間の柔軟運用が可能となりキャンペーン対応も容易
Recustomerの導入により、1件あたり5分以上かかっていた確認作業の大部分が自動化。担当者の心理的負担も軽減され、顧客からの「返金はいつか」といった問い合わせも減少した。さらに、取得したデータをもとに商品の案内やQ&Aを拡充し、返品率の低減にもつなげている。
リユース推進と今後の展望
ミライスピーカーでは、返品された商品を整備・クリーニングし、公式整備済みリユース品として再流通させる取り組みを推進。今後は倉庫システムとの連携強化や、申請画面のUI/UX改善にも取り組む方針。返品対応を単なる業務効率化にとどめず、顧客への誠意を示す施策と位置づけている。
返品体験の進化が事業成長に直結
返品・返金体験のDXは、シニア層を含む幅広い消費者の不安解消や信頼構築に貢献し、EC事業の成長をさらに加速させる要素となっている。今後はリユース循環やCX強化の先進事例として注目が集まる見通しだ。