共働き世帯の増加で加速する時短消費とアイテム需要調査

共働き世帯の増加で加速する時短消費とアイテム需要調査

共働き女性の9割が日常的な時間不足を実感

創作品モールあるるが25歳~45歳の既婚・子どもあり女性266名を対象に実施した調査で、共働き女性の89.5%が「時間に余裕がない」と感じていることが明らかになった。専業主婦では同様の回答が59.0%にとどまり、共働き世帯の時間不足が慢性的なものとなっている現状が浮き彫りとなっている。

共働き女性の時間意識調査共働き女性に「時間に余裕がない」と感じる頻度を尋ねた円グラフ。約9割が時間不足を実感しています。

時短消費のニーズが専業主婦より高い傾向

過去1年で時短につながる買いものが「増えた」「やや増えた」と回答したのは共働き女性で74.4%、専業主婦では55.7%だった。約20ポイントの差があり、共働き家庭では時短消費が日々の生活を支える重要な要素となっている。

求められるのは“効率化”よりも即効性

時短につながる商品として共働き女性が重視するのは、調理の手間を省ける食品(59.1%)、家事時間を短縮できる日用品(56.7%)、家事家電(31.0%)の順だった。高額な家電よりも、すぐに取り入れられる日常消費財への支持が高い。これは家事全体の効率化よりも、毎日発生する調理や片付けの作業を直接的に軽減したいという意識が強いことを示している。

  • 調理の手間が省ける食品(例:すぐ食べられる・レンジ調理)
  • 家事の時間を短縮できる日用品(例:カット済み・使い捨て・片付けがラクなもの)
  • 家事に使う時間を減らせる家電

特に食品や日用品など、日常生活に密着したアイテムが支持されている背景には、家事全体の自動化ではなく、自分で行う作業の負担を抑えたいというユーザー心理があると考えられる。

時短アイテムが生活インフラ化する時代

共働き世帯が主流となるなか、時短アイテムは一部の忙しい人向けではなく、家族との時間や自分の余白を守るための生活インフラとしての役割が強まっている。今後もこうした消費傾向は一層拡大する可能性が高い。

日常消費財への時短需要が市場を牽引

共働き世帯増加に伴い、即効性の高い食品や日用品など日常消費財の時短需要が顕著に拡大している。家電のような高額商品より、日々の負担軽減を重視したアイテムが選ばれており、EC事業者はこのニーズ変化を捉えた商品提案や訴求が今後の成長機会となるだろう。