Lingble LAUNCHPAD SEED 2025で優勝 越境ECテックが評価
Lingbleがシード特化型ピッチイベントで優勝
グローバルECソリューションを手がけるLingble(本社:シンガポール)は、2025年11月26日に開催されたシード期スタートアップ向けピッチイベント「LAUNCHPAD SEED 2025 Powered by 東急不動産株式会社」で優勝した。主催は国内最大規模のスタートアップカンファレンス「IVS」を運営するHeadline Asiaで、数百社の応募から選ばれた11社が決勝に進出し、最先端のビジネスモデルやサービスを競った。
LAUNCHPAD SEED 2025でLingbleが優勝し、トロフィーを手に喜ぶ様子。
グローバルEC市場に向けた課題解決型サービス
Lingbleは、越境ECで直面しがちな「ブランド認知のための高コスト」や「代理店展開によるブランドコントロールの難しさ」といった課題を指摘。CEOの原田真帆人氏は、自身の越境EC事業経験をもとに、あらゆる国・チャネルの販売プロセスを一元管理できるプラットフォーム『Lingble Link』の開発経緯と強みをアピールした。
AI活用とグローバル展開支援の差別化
Lingbleは15年にわたり蓄積したグローバル展開ノウハウをAIに学習させ、ブランド戦略の策定やオペレーション自動化、データ品質管理まで支援する開発中のAIソリューションも紹介。これにより中小ブランドでも大企業並みの海外展開が可能となるビジョンを示し、「すべてのブランドが世界に届く未来」を掲げた。
大手企業の導入実績と事業インパクト
Lingbleのサービスは、コクヨ、デサント、ナルミヤ・インターナショナルなど、国内外の大手企業にも導入されており、導入企業の売上高は平均で5倍に増加しているという。ブランド価値を高めながら海外展開を加速させるソリューションとして、グローバルEC市場における存在感を強めている。
グローバルECの民主化を後押しする受賞
Lingbleの優勝は、テクノロジーによる越境ECの課題解決への期待の高まりを象徴する。従来は大企業中心だった本格的なグローバル展開を、中小ブランドにも開放するプラットフォームが評価された点は業界全体にとっても大きな意義となる。今後、AIを活用したEC支援の普及が進めば、日本発ブランドの海外進出が加速する可能性が高まる。