ZETAとChannel Corporationによる生成AI業務提携とCX向上サービス連携
ZETAとChannel Corporationが生成AI分野で業務提携
ZETA株式会社とChannel Corporationは、生成AI技術を活用した業務提携を発表した。両社は、ZETAが開発・提供する「ZETA CXシリーズ」と、Channel CorporationのAI顧客コミュニケーションツール「チャネルトーク」のサービス連携を開始する。これにより、EC事業者の顧客体験(CX)向上と業務効率化を図る狙いがある。
日本EC市場における生成AI活用の加速
欧米で拡大が続くエージェンティックコマースの潮流が、日本市場にも波及しつつある。今後は従来の検索型ECに代わり、AIエージェントが個々の消費者のニーズに応じた提案やサポートを自動化する「次世代EC」が標準となる見通しだ。
サービス連携の詳細とシナジー
今回の業務提携の第一弾として、ZETAの「ZETA SEARCH」や「ZETA VOICE」と、「チャネルトーク」が連携する。ZETAが持つ1,500万件超の口コミデータと商品検索技術、Channel CorporationのAIエージェント「ALF」やCS自動化のノウハウをRAG(Retrieval-Augmented Generation)技術で統合し、FAQ対応を超えた購買意欲促進型の接客を実現する。
- 精度の高い商品検索と口コミデータのAI活用
- チャットボットによるパーソナライズ接客の自動化
- CS・CRM連携による業務効率化とLTV向上
グローバル展開と市場への影響
チャネルトークはグローバルで22万社以上に導入されており、ECやBtoB SaaSの顧客対応領域で高い自動化率を誇る。ZETA CXシリーズは10製品で構成され、大規模サイトへの対応やリアル店舗との連携も強みだ。両社の連携により、日本のEC事業者向けソリューションの選択肢が大幅に拡充され、市場全体のデジタル化・効率化が加速することが期待される。
代表コメント
ZETA株式会社 代表取締役社長 山崎徳之氏は「AIチャットと検索のRAG連携への需要は日本でも急速に高まる」とし、Channel Corporationとの連携によりエージェンティックコマースの進化に貢献したいと述べている。一方、Channel Corporation 代表取締役CEO 崔在鎔氏は「現場視点とZETAの知見を掛け合わせ、企業と顧客双方に質の高い体験を提供できる」と期待を示した。
ZETA株式会社 代表取締役社長 山崎徳之
AI連携がもたらすEC市場の新潮流
今回の提携は、生成AIを活用したパーソナライズド接客や業務自動化が日本のEC市場にも本格的に波及する転換点といえる。EC事業者はLTVの最大化や顧客体験の質的向上を競う時代に突入しており、実装事例の拡大や利用者層の広がりにより、市場全体の成長が加速する可能性が高い。