Gene、「日本型CRM戦略」を初公開、11月5日に発表会開催

Gene、「日本型CRM戦略」を初公開、11月5日に発表会開催

Gene、独自の「日本型CRM戦略」を初公開へ

株式会社Geneは、2026年11月5日に明治記念館で「日本型CRM発表会」を開催する。同社は30業種・500社以上のCRM戦略を手掛けてきたスタートアップであり、今回の発表会では創業6周年を記念して、従来のCRMとは一線を画す「日本型CRM戦略」の全体像を初めて公開する。官公庁や小売業、メーカーなど100名超の参加を見込む。

「循環型」CRMが目指す顧客体験

Geneが提唱する日本型CRMは、日本の商人が大切にしてきた「お客様一人ひとりを理解し、長く信頼関係を築く」考え方をテクノロジーで実現するものだ。従来のCRMは、全顧客に同じメールやクーポンを一斉配信する「直線型」が主流で、企業のブランドや現場の接客ノウハウを反映できず、成果を得られずに終わるプロジェクトが約半数に上るという課題があった。

日本型CRMは、現場のスタッフが把握した顧客の趣味嗜好やライフスタイルをデータとして蓄積し、別の店舗やオンラインでの接客に活かす「循環型」のモデルである。これにより、顧客はどこで購入しても「自分をわかってくれている」と感じ、スタッフは初めての顧客にも常連のように向き合えるようになる。Geneは、企業の想い、現場の接客ノウハウ、オンライン顧客データの3つをつなぎ、店舗とデジタルの双方で一貫した体験を提供することを目指す。

小売業の成功事例と交流会

発表会では、全国展開の小売業のCRM担当者との対談形式で、日本型CRMの最新成功事例を紹介する。テーマは、会員獲得後の定着化施策による変化、店頭とオンラインでの商品・おもてなしの統合、接客で得た顧客理解をECや他店舗に活用する方法など。

また、発表後には立食形式の交流会が予定されており、官公庁関係者や経営者、マーケティング担当者など業種を越えた情報交換の場となる。会場では、煎茶道黄檗売茶流の茶席や、オリジナルの香りを提供するなど日本のおもてなしを体験できる演出も用意されている。

CRM市場に循環型の波

Geneの日本型CRM戦略は、CRMの成功率向上に課題感を持つ日本企業にとって新たな方向性を示す。特に小売業やサービス業では、現場の接客力をデジタルで補完できるかが競争力の鍵となる。今回の発表会が、従来の直線型CRMからの転換を促す契機となる可能性がある。

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