旅先グルメ、帰宅後も購入意向68% 通販で61%が別商品も購入

旅先グルメ、帰宅後も購入意向68% 通販で61%が別商品も購入

株式会社システムリサーチが運営する「創作品モールあるる」は、全国の19歳から59歳の男女200名を対象に「旅先で出会った商品」に関するアンケート調査を実施した。その結果、旅行先で気に入った食品を帰宅後も「また食べたい」と感じた人が68.0%に上ることが明らかになった。

また食べたい割合円グラフ旅行先で気に入った食品を帰宅後も「また食べたい」と感じた割合

帰宅後の行動——ネット検索が最多

帰宅後に、旅行先で気に入った食品についてどのような行動を取ったかを尋ねたところ、「ネットで気に入った食品を探した」が47.1%で最も多かった。さらに、「その食品を販売するお店の別商品を探した」は20.6%、「同じ地域の別のお店の商品を探した」は11.8%となっており、一つの商品がきっかけで同じ店舗や地域の別商品へ関心が広がる傾向が見られた。

帰宅後の行動棒グラフ旅行先で気に入った食品について帰宅後に取った行動(複数回答)

通販での再購入——61.3%が同じ店の別商品も購入

旅行先で気に入った食品をネット通販で再購入した人のうち、「同じお店の別商品も買った」は61.3%に達し、「気に入った食品だけを買った」の28.8%を大きく上回った。約2倍の差がついた結果となった。また、「同じ地域の別のお店の商品も買った」は35.0%で、地域全体への購買波及も確認された。

再購入時の購入行動グラフ通販で再購入時の購入行動(複数回答)

この結果から、旅先での食体験は単発の購入で終わらず、帰宅後のネット通販を通じて店舗や地域へのリピート購買やクロスセルにつながっていることが分かる。特に「また食べたい」という感情が、同じ商品の再購入だけでなく、同じ店の別商品や同じ地域の他店への興味喚起に貢献している可能性が高い。

旅先グルメがECで生む購買連鎖

今回の調査は、旅行先での食品購入が帰宅後のEC購買行動に与える影響を定量的に示した。68%が「また食べたい」と感じ、そのうちネットで探した人の61%が同じ店の別商品も購入している点は、観光地の食品事業者にとって——自社商品のEC展開とともに、地域全体の商品をまとめて提供するクロスセルの仕組みが重要であることを示唆する。また、「同じ地域の別の店の商品」にも35%が購入に至っていることから、地域ぐるみでのECプラットフォーム活用や、旅行者の帰宅後購買を見据えたプロモーション戦略が、売上拡大の鍵となる可能性がある。

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