顔合成AI「FaceChange」新機能先行提供とEC購買体験の進化

顔合成AI「FaceChange」新機能先行提供とEC購買体験の進化

顔合成AI「FaceChange」新機能がPAL CLOSETで先行提供

株式会社パルが運営するアパレルEC「PAL CLOSET」は、株式会社メイキップの顔合成AI「FaceChange」新機能の先行提供を2025年5月より開始した。これにより、ユーザーは最大3つのアイテムに対し、自分の顔を一括で合成できるようになった。従来の1商品ごとの合成から大きく進化し、着用イメージ確認の利便性向上が期待されている。

FaceChange新機能の画面例FaceChangeの新機能で、複数アイテムの着用イメージに自分の顔を一括合成できる画面例。

複数アイテムでの顔合成ニーズに対応

「FaceChange」は、ユーザーの顔写真をモデル着用画像に合成し、EC上で“自分に似合うか”を視覚的に確認できる機能。これまで1商品ごとに合成を行う必要があったが、ユーザーから「複数の商品を並べて比較したい」との声が多く寄せられていた。新機能では最大3アイテムまで同時合成が可能となり、アイテムの比較検討がより直感的かつ効率的になる。

利用体験の拡張とEC購買体験のリアル化

新機能は商品ページに加え、お気に入りページや特集ページなどからも利用できるようになった。ユーザーは一度顔写真を登録すれば、以降は再登録の必要なく複数アイテムの着用イメージを一括確認できる。パルは「実店舗で鏡の前に立つような感覚でアイテムを選べる体験」をEC上で再現することを目指している。

ユーザーアンケートから見えるオンライン試着体験の価値

メイキップが実施したアンケート(2025年3月14日~4月30日、有効回答496件)では、「FaceChange」を使ったユーザーの9割以上が「店舗で洋服を選ぶ際に鏡で確認する」という行動と同様に、オンラインでも自分に似合うかを視覚的に確認したいと回答。実際の利用者からは「リアルな試着イメージで感動した」「購入までの時間短縮につながった」「客観的に判断できて購入の後押しになった」といった声が寄せられている。

  • リアルな試着感覚でイメージ確認ができる
  • ECでの比較・検討が効率化
  • 購入意思決定の迅速化につながる

今後の展望とEC購買体験へのインパクト

「FaceChange」は、これまでのサイズ選び支援「unisize」に続き、「本当に自分に似合うか」を直感的に判断できる次世代の試着体験を目指している。パルとメイキップは今後もユーザーニーズを取り入れ、AIやクリエイティブ技術によるECの価値向上に取り組む方針を示している。

AIによる購買体験のパーソナライズ加速

複数アイテム同時の顔合成機能は、ECにおける“自分に似合う”実感を高め、オンライン試着体験のリアルさと効率性を飛躍的に向上させるものだ。これにより、購入前の不安解消や意思決定の迅速化が期待され、今後EC全体でパーソナライズ化された購買体験の標準化が進む可能性がある。