EC業界における新経営指標決済承認率戦略提言
EC業界で注目集まる決済承認率の経営指標化
2025年5月28日、東京・渋谷で開催された「ネットショップ担当者フォーラム 2025 春」にて、株式会社YTGATE代表の高橋祐太郎氏と、ビザ・ワールドワイド・ジャパンの田中俊一氏が共同で登壇し、EC事業の成長に直結する「決済承認率」をテーマに講演を行った。50名を超える業界関係者が参加し、決済最適化の最新動向や実践的な手法が共有された。

成長企業が注視する「決済承認率」
EC市場が拡大する中、年商100億円を超える企業を中心に、決済時に本来売上となるはずの商品が承認されず、売上機会を逸するケースが増加している。高橋氏は「決済承認率の向上が、流通総額の拡大、顧客体験の向上、不正取引の防止という三つの成果を同時に実現できる」と指摘。経営KPIとして承認率を導入する企業が増えている背景には、こうした複合的な事業インパクトがある。
VisaとYTGATEが進める承認率最適化
講演では、Visaの不正管理ソリューション「Decision Manager」と「Account Takeover Protection」の国内唯一の販売パートナーとして、YTGATEが導入支援を本格化したことも言及された。両社は、売上“取りこぼし”の可視化、不正対策、カゴ落ち防止など現場と経営レベル双方からの改善アプローチ、KPIモニタリング手法の紹介を通じて、承認率最適化の重要性を訴えた。

今後のEC決済最適化と市場への影響
YTGATEはSaaS型の「YTGuard」などを通じ、決済承認率改善と不正利用防止を両立するソリューションの提供を強化。安心かつスムーズな決済体験と売上最大化を目指す動きが、今後さらにEC業界全体に波及する可能性が高い。
