ラクスルDM便注文プロセス刷新と最短1日化

ラクスルDM便注文プロセス刷新と最短1日化

ラクスルDM便注文のリードタイムが最短1日に

ラクスル株式会社とセイノーグループの地区宅便が提供するダイレクトメール(DM)サービス「ラクスルDM便」は、注文から発送までのプロセスを大幅に効率化し、従来約1か月かかっていたリードタイムを最短1日まで短縮したと発表した。業界最安級の1通45円(税抜)から利用できる本サービスは、印刷から配送までをオンラインでワンストップ化することで、中小企業の販促活動や業務効率化のニーズに応えている。

注文フロー比較図従来と新システムの注文フローを比較し、最短1日で注文完了できることを示した図です。

注文工程自動化によるスピードとコスト削減

今回の刷新では、見積もり、デザイン制作、データチェック、決済といった従来人手が必要だった工程をECサイト上で自動化。注文者は希望のタイミングで「通数」「商品内容」「配送プラン」を選択、宛名リストの自動チェック機能などを経て即座に注文完了できる仕組みへと変わった。これにより、プロセス全体で約1か月要していたリードタイムが最短1日へと短縮され、発注業務の工数削減と最大10%のコストダウンを両立している。

物流業界の課題と中小企業への影響

国内の物流コストの上昇や配送人員不足、郵便料金値上げなどが企業の販促活動に影響を与える中、ラクスルDM便は中小企業の業務効率化やコスト負担軽減を狙いとする。2025年3月の提供開始以降、本サービスは全国への配送に対応し、特に一都三県と関西エリアの配送を強化している。最低利用通数は1,000通からで、外部で作成した印刷物の持ち込みにも対応するなど柔軟な運用が可能となっている。

期間限定キャンペーンで最大10%割引

今回のシステム刷新を記念し、2026年2月2日から3月31日までの注文を対象に、ラクスルDM便プランが最大10%オフとなるキャンペーンも実施される。コスト削減を重視する企業にとって、DM施策の見直しを進める好機となりそうだ。

今後の展望

ラクスルは今後も業務工数やコスト削減に寄与するサービス・機能の拡充を進め、中小企業の事業運営の効率化支援を強化する方針だ。物流業界の構造変化や販促手法の多様化が加速するなか、テクノロジーによる業務自動化とコスト最適化の流れは今後さらに広がる見通しである。

EC自動化でDM市場の競争が激化へ

今回のプロセス自動化により、DM発送の手間とコストが大幅に削減されることで、従来はハードルの高かった中小規模事業者にもDM活用の裾野が広がる可能性が高い。物流費高騰や人手不足が続く中で、ECサイトを活用した業務自動化は、今後の販促・集客施策の新たなスタンダードとなるか注目される。