経営破綻から再出発したレディースアパレルECイーザッカマニアストアーズグランドReオープン
経営破綻からの再出発とグランドReオープン
株式会社ズーティーが運営するレディースアパレルEC『イーザッカマニアストアーズ』は、2026年3月3日に〈グランドReオープン〉を迎えた。2025年に経営破綻により事業終了を経験した同店は、フジスター株式会社による事業譲渡を経て、旧ズーティー時代からの一部メンバーが運営に参画する形で2025年10月末に再開。約4ヶ月をかけて、散逸していた商品やサンプルの買い戻しや商品企画の再開を進め、春の新シーズンに合わせて本格的なリニューアルオープンとなった。
楽天スーパーSALEとグランドReオープンを記念したセールイベントの告知画像。
顧客の声に支えられた事業継続
イーザッカマニアストアーズの閉店直後、SNSには1,500件超の声が寄せられ、楽天市場店には閉店後も200件を超えるレビューや問い合わせが続いた。こうしたユーザーからの復活要望を背景に、わずかな商品ラインナップで2025年10月29日に再出発。ブランド理念とコンセプトを継承しながら、旧ズーティー名を冠した新会社として事業を再開した。
共創型ECモデルへの転換
再出発後、広告や価格競争ではなく“お客さんとの対話”を軸にした運営方針へと舵を切った。具体的には、再販リクエスト企画や顧客参加型の検証企画、着用コメントの募集、愛用アイテム写真集の制作など、顧客との共創型アプローチを積極的に展開してきた。
- 再販リクエスト企画の実施
- 在庫偏り商品への応援企画
- 新商品の検証と顧客参加型商品ページ作成
- 各世代・体型の着用コメント募集
- 愛用アイテム写真集の制作
こうした取り組みの結果、楽天市場店のショップレビュー評価は4.80を記録し、レビュー総数も23万件に迫る。リピート顧客を中心に、ブランドへの支持基盤を再構築しつつある。
グランドReオープンと今後の展開
2026年3月3日のグランドReオープンに合わせて、春夏の新作ラインナップを公開。記念イベントとして、特別価格やオリジナルビジュアルペーパーの同梱、クーポン配布、さらには「10人に1人が無料になる」39時間限定企画など、さまざまな施策を展開している。
ブランド側は「卒業しないでいいお店」を掲げ、年齢や好みの変化にも寄り添う商品開発と顧客参加型の店舗運営に注力していく方針を示している。
顧客共創型ECの再生戦略と市場示唆
経営破綻からの事業再生を果たしたイーザッカマニアストアーズは、従来型の価格競争から顧客参加型の共創モデルへと大きく方針転換した点が注目される。ロイヤル顧客層の支持を背景に、リピート率やブランド評価の回復を実現しており、今後はEC市場における“顧客共創型ブランド”戦略の先行事例としても注目が集まる。