送料無料ラインが購買行動に与える影響調査
送料無料条件が消費者行動に強い影響
創作品モールあるるが実施した通販利用者調査によると、7割以上の消費者が送料無料ラインを満たすために商品を追加購入した経験があることが明らかとなった。追加購入の金額は1,000円以内が半数を占めており、送料無料の設定が購買行動に大きな影響を与えている実態が浮き彫りになった。
消費者が妥当と感じる送料無料ライン
送料無料になるための条件として、2,001~5,000円と回答した人が44.9%で最も多く、2,000円以下と答えた42.7%と合わせ、5,000円以下が消費者の妥当なラインと認識されている。
送料無料になる条件として妥当だと思う金額の割合
追加購入の実態と金額分布
送料無料ラインに届かせるために「よくある」「たまにある」と回答した人は計73.7%。追加購入額は301~500円が23.8%、501~1,000円が30.7%となり、送料と同等またはそれ以下の金額で追加購入する傾向が見られる。
送料無料にするため追加で購入した金額の分布
「送料無料」のお得感と購買意欲
合計金額が同じ場合でも、81.0%の消費者が「送料無料」と表記された方がお得に感じると回答。実際の送料負担がない状況は、消費者の購買意識に強く作用している。
同じ商品・価格でも送料無料の方がお得に感じる割合
通販事業者が考慮すべきポイント
- 送料無料ラインは5,000円以下が消費者の妥当な水準
- 追加購入は500~1,000円程度の小額に集中
- 「送料無料」表記が購買意欲を大きく左右
送料無料表示は売上拡大の戦略要素
調査結果から、送料無料ラインの設定やその表示方法が消費者行動に直結することが明確となった。特に、送料無料の有無が追加購入やお得感の認知につながっており、EC事業者にとって送料無料戦略の最適化は売上拡大の鍵となり得る。