アークランズとジョイフル本田の経営統合によるホームセンター市場再編
ホームセンター大手2社が経営統合
ホームセンター大手のアークランズとジョイフル本田は、共同持株会社を設立する形で経営統合し、日本最大級のホームセンター運営会社を目指す方針を発表した。両社の強みを生かし、専門性の高い売場やサービスの充実、店舗網の拡大により競争力の強化を図る。

統合の背景と業界動向
小売業界では、EC市場の拡大や異業種参入、消費者ニーズの多様化を背景に、店舗運営の効率化や商品開発力の強化が課題となっている。アークランズとジョイフル本田は、地域密着型の店舗運営を強みとしつつ、こうした市場変化に対応するため経営統合を決断した。
統合によるシナジーと今後の展開
- プライベートブランドやナショナルブランドの共同開発による商品力強化
- 仕入先の集約によるコストダウンと収益性向上
- リアルとデジタルを融合したマーケティング強化
- 顧客基盤の連携によるブランド横断の利用促進
- 店舗運営・開発ノウハウの共有による新業態展開
- IT・物流・人材など基幹機能の統合最適化
両社は、専門店集合型ホームセンター構想を掲げ、賛同する他社との連携拡大も視野に入れている。経営統合を起点に、リアルとデジタルの連携強化や新業態開発を進め、市場での存在感を高める狙いだ。
新会社の経営体制とスケジュール
設立される共同持株会社は、9名の取締役体制(うち5名は社外取締役)を予定。代表取締役会長に本田理氏(ジョイフル本田)、代表取締役社長に平山育夫氏(ジョイフル本田)、代表取締役副社長に坂本晴彦氏(アークランズ)、取締役に伊野公敏氏(アークランズ)が就任予定。
基本合意書の締結は2026年4月14日、最終契約締結と株式移転計画作成は2026年7月前半、株主総会での承認を経て2027年3月1日に経営統合効力発生を予定している。
