物価高実感拡大とネットショッピング購買行動の変化
物価高の影響がECユーザーの購買行動にも波及
物価上昇が続く中、ネットショッピング利用者の購買行動に変化が生じていることが最新の調査から明らかになった。Repro株式会社が全国のECユーザー1,150人を対象に実施したインターネット調査によると、94%が物価高を実感していると回答。また、約半数(46%)が「カートに商品を入れたまま購入を保留することが増えた」としており、消費者の購買判断がこれまで以上に慎重になっている様子が浮き彫りとなった。

消費者の“様子見型”購買行動が拡大
調査によれば、物価高を「非常に強く実感している」との回答が67.4%、「やや実感している」が26.6%で、生活必需品を中心に値上げが家計を直撃している実態がみえる。こうした中、ECサイトのカート機能は“購入直前のステップ”から、価格比較やセール待ちの“検討ツール”として活用される傾向が顕著になっている。

保留理由の上位は「セール待ち」と「価格比較」
カート保留の主な理由として最も多かったのは「セールやポイント還元を待つため」(27.7%)、次いで「他サイトとの価格比較をするため」(26.0%)となった。さらに「本当に必要か再検討するため」(20.6%)も上位にあがり、消費者が支出に対してより慎重になっている様子がうかがえる。
購入を後押しする情報は値下げ・ポイント通知
カートに入れた商品について「値下げ通知」(40.9%)や「ポイント還元通知」(41.0%)が購買を後押しするとの回答が集まった。価格変動やお得情報が消費行動の重要な判断材料となっており、EC事業者にとってはタイムリーな情報提供がカート放置対策の鍵となりそうだ。
