60代以上のEC利用実態調査と主要動向

60代以上のEC利用実態調査と主要動向

シニア層に広がるネットショッピングの普及

株式会社BEYOND AGEが2025年9月から10月にかけて、全国の60代以上109名を対象にEC(電子商取引)利用実態のインターネット調査を実施した。調査によると、60代以上の94.5%がネットショッピング経験ありと回答し、シニア層にもEC利用が高い水準で浸透していることが明らかになった。

シニア層のEC経験率円グラフ60代以上の94.5%がネットショッピング経験ありと回答した円グラフです。

利用頻度は月1回以上が58%

ネットショッピングの利用頻度に関しては、回答者の58%が「月1回以上」利用していることが判明。残る層も「年数回」程度の利用にとどまる一方で、シニア世代の中でもEC活用度に個人差がみられる。

月1回以上利用率グラフシニア層の58%が月1回以上ネットショッピングを利用していることを示すグラフです。

商品認知は検索が主流

シニア層が商品を知るきっかけとして最も多かったのは「検索」。テレビやインターネット広告も一定の影響を持つものの、受動的な情報よりも自発的な検索行動が購買に直結していることが特徴的だ。

商品認知経路の棒グラフシニア層が商品を知るきっかけは検索が最多であることを示す棒グラフです。

スマートフォンが最も多く利用される端末

ネットショッピング利用時のデバイスでは、スマートフォンが67%で最も多く、PC利用も約3割存在。サービス提供側は、モバイルとPC双方への最適化が依然として求められている。

利用端末の割合グラフネットショッピング利用時にスマートフォンが最も多く使われていることを示すグラフです。

重視されるのは価格と配送スピード

シニア層がネットショッピング時に重視するポイントは「価格」と「配送スピード」が上位に挙がった。少しでもお得かつ早く商品が届く実用性が、他世代と同様に強く求められている。

重視点ランキンググラフシニア層がネットショッピングで重視するのは価格と配送スピードであることを示すグラフです。

シニア層EC市場の拡大と今後の課題

60代以上でもネットショッピング経験率が94.5%と非常に高く、月1回以上利用するアクティブ層も半数を超えた。今後のEC市場では、シニア向けのユーザビリティ向上や、価格・配送スピードに対応したサービス設計が事業成長のカギとなるだろう。

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