ネットでお米購入経験32.5%、価格が決断左右
ネット通販での米購入、経験者は32.5%
株式会社システムリサーチが運営する「創作品モールあるる」は、全国15歳以上の男女600名を対象に、ネット通販での米購入に関するアンケート調査を実施した。結果によると、ネットで米を購入した経験がある人は32.5%で、そのうち定期的に購入している人は8.2%を占めた。一方、未経験者は67.5%と大多数を占めている。
ネット通販での購入経験の割合
購入理由のトップは「店頭より安い」
購入経験者にその理由を尋ねたところ、「店頭より安かった」が56.9%で最多となった。次いで「送料無料だった」(48.7%)、「重いので自宅まで届けてほしかった」(45.1%)が続いた。価格面のメリットが利便性を上回る結果となり、重量物である米の配送負担軽減も重要な要素として浮かび上がった。
ネット購入者が挙げた購入理由の順位
未経験者も価格と送料無料を最重視
未経験者がネット購入に踏み切る条件としても、「店頭より安い」(51.9%)と「送料無料」(47.7%)が上位を占めた。購入経験者との共通点が顕著であり、価格訴求と送料負担の軽減が購入促進の鍵を握る。また、「好きな産地・銘柄が選べる」(28.1%)や「精米したてを届けてくれる」(22.2%)といったネットならではの価値も一定の需要がある。
未経験者が購入したい条件
全体で最も重視するのは「価格」
米購入時に重視する項目を全回答者に聞いたところ、「価格」が40.2%で最多となり、「味」(23.5%)、「品質」(14.8%)を大きく引き離した。店頭・ネットを問わず、価格が消費者の意思決定に強く影響している実態が改めて確認された。
米購入時に重視する項目の割合
価格競争と差別化の両軸が鍵に
本調査は、ネット米販売において価格と送料の優位性が購買決定の最大要因である一方、産地や精米といった差別化要素も一定の訴求力を持つことを示した。EC事業者は、価格競争力の明確化に加え、店頭では得にくい「選べる楽しさ」や「鮮度」を伝えることで、未経験者の取り込みを狙う戦略が有効だろう。
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