TikTok Shop日本2月2日週市場動向とカテゴリー別売上
バレンタイン特需の反動でGMV縮小
Kalodata Japanによる最新分析によれば、2026年2月2日から2月8日の日本TikTok Shopの総流通額(GMV)は11.1億円となり、前週比で24%減少した。バレンタイン需要の反動により市場規模が縮小した一方、新商品数は19%増加し13万4,000件を超えたが、売上商品数は15%減少した。供給サイドの拡大に対し、転換効率の低下が鮮明となっている。
直近4週間の売上高・販売件数・平均販売価格の推移を示す棒グラフです。
動画投稿は増加、ライブ配信者数は減少
2月2日週は動画本数が前週比8%増の34.4万本と拡大した一方、ライブ配信者数は7,253人で8%減少した。販売を目的とした加速よりも、商品やブランドの認知獲得や事前準備に重点を置いた運用への転換が進んだ週となった。
新商品数や売上商品数、動画本数、ライブ配信者数など主要マーケティング指標のグラフです。
カテゴリー別売上とトレンド
カテゴリー別では美容・パーソナルケア(2.0億円)、食品・飲料(1.9億円)が上位となったが、いずれもライブ配信主導の前週の伸長から落ち着きが見られた。一方、レディースウェア・インナー(1.6億円)はライブ売上を維持し横ばい推移。スマートフォン・エレクトロニクスはライブ・動画施策の両面で伸長し、再び第5位に浮上した。カテゴリーごとに主要コンテンツ施策と売上成長の差異が明確になっている。
日本TikTok Shopのカテゴリー別売上高内訳を示す円グラフです。
全体のショップ数は10万1,868件(前週比1%増)、広告予算は1,226万円(34%増)、新規ファン獲得数は387万人(30%減)と動きがあった。1ショップあたりの平均広告予算は120円にとどまり、販促活動の効率化も問われる局面となっている。
全ショップ数、広告予算、新規ファン数など市場・投資関連指標のグラフです。
市場成熟化とコンテンツ戦略の多様化
バレンタイン特需後の日本TikTok Shop市場は、供給拡大に対して販売効率がやや鈍化した一方、動画重視や認知獲得型運用など各社のコンテンツ戦略の多様化が進行。今後はカテゴリーごとの成長テンポや主要施策の違いが、事業成果により大きく影響すると考えられる。
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