McCormickタイ市場におけるAnyX活用によるEC売上急成長
米スパイス大手McCormick、タイでEC売上3.1倍
米国発のスパイス・調味料ブランド「McCormick(マコーミック)」が、タイ市場におけるEC販売で大きな成長を見せている。2025年1月よりAnyMind GroupのECマネジメントプラットフォーム「AnyX」を活用したオペレーション支援が開始され、2024年1-10月と2025年1−10月の比較でEC売上(GMV)は前年比約3.1倍となった。
激化するタイ調味料市場での課題
タイの調味料市場はShopeeやLazadaなど主要ECモールを中心に競争が激しく、売上成長には店舗運営の最適化が不可欠となっている。McCormickは、複数チャネルに分散した受注・在庫・広告データの統合や、チャネルごとのマーケティング施策立案、顧客対応の迅速化といった課題を抱えていた。
AnyX導入の効果と具体的成果
AnyXの導入により、ShopeeやLazadaなど複数ECチャネルのデータ一元管理や、リアルタイムでの売上・広告・顧客行動の可視化が実現。チャネル別のデータ分析に基づく戦略立案、キャンペーンの最適化、ECストア改善支援などが行われた。その結果、2024年1-10月と2025年1−10月の比較で、GMVは前年比約3.1倍(+283%)、注文件数は約2.8倍(+177%)、コンバージョン率も4.7%から6.8%へと約1.4倍に向上した。
Sino-PacificとMcCormickのタイ市場展開
McCormick製品のタイ国内流通は、現地で50年以上の実績を持つ輸入代理店Sino-Pacific Tradingが担っている。同社はチョコレートや菓子など多品目の食品を扱い、国内流通網を有している。
McCormickは130年以上の歴史を持ち、170以上の国と地域で商品を展開する世界有数のスパイスブランドとして、タイ市場でも高品質な商品を武器にシェア拡大を目指している。
デジタル活用による海外ブランドの成長加速
高度なECマネジメントプラットフォームの導入により、海外ブランドが競争の激しい新興市場で大きな成長を実現している。データ統合と運用効率化が、今後もグローバル消費財ブランドの市場拡大における重要な鍵となりそうだ。