約9割のユーザーが経験する偏愛消費調査

約9割のユーザーが経験する偏愛消費調査

Pay IDユーザー対象の偏愛消費実態調査

BASE株式会社が運営する購入者向けショッピングサービス「Pay ID」は、同サービスのアプリユーザーを対象に「偏愛消費調査2025」を実施した。調査によると、約9割のユーザーが特定の物への強い愛やこだわりを持つ「偏愛消費」を経験していることが明らかとなった。

全世代で高い偏愛消費経験率

調査対象は「Pay IDアプリ」ユーザー783人で、20代以下では96.6%、30代で95.3%、40代で89.4%、50代で88.7%、60代以上でも80%と、全年代で8割以上が偏愛消費を経験している。

年代別経験の棒グラフ年代別に偏愛消費経験の有無を示す棒グラフ。全世代で高い経験率が見られます。

偏愛対象にハマっている期間については「10年以上」が35.1%と最多で、一度偏愛対象が見つかると長期間にわたり消費行動が継続する傾向がある。

偏愛歴の円グラフ偏愛対象にハマっている期間を示す円グラフ。10年以上続く人が最多です。

物価高でも支出優先度は高いまま

偏愛消費にかける月平均支出額は「1〜3万円」が25.1%で最も多く、67.3%が毎月一定額を使っている。物価高騰下でも「支出が変わらない」と答えた人が54.0%と半数を超え、偏愛消費が生活の中で優先度の高い支出となっている。

月平均支出の棒グラフ偏愛対象への月平均支出額を示す棒グラフ。1~3万円が最も多い結果となっています。

偏愛消費にお金を使う理由としては「生活の楽しみだから」が75.0%と圧倒的に多く、「自分へのご褒美として」(50.5%)や「ストレス発散になるから」(35.0%)も上位に挙げられている。

お金を使う理由の棒グラフ偏愛対象にお金を使う理由を複数回答で示した棒グラフ。生活の楽しみが最多です。

SNSが偏愛消費の起点、購買はオンラインが主流

偏愛対象を知るきっかけは「SNS」が60.2%で最多。日々の情報収集にInstagramを利用するユーザーは68.9%に上り、SNSが偏愛消費の情報収集源として定着している。

きっかけ理由の棒グラフ偏愛対象を知ったきっかけを示す棒グラフ。SNSが最も多いきっかけとなっています。

また、直近3カ月以内の偏愛消費の場所は「ECサイト・ショッピングアプリ」が65.2%で、実店舗の34.7%を大きく上回った。SNSを通じた発見からオンライン購入への流れが主流となっている。

SNS経由の偏愛消費がネット購買を牽引

調査結果から、SNSを発端とした偏愛消費がECサイトやショッピングアプリでの購買行動を強く後押ししていることが浮き彫りとなった。個人の嗜好に寄り添う情報流通とオンライン購入の利便性が、消費者の生活に根付いた支出行動を形成しつつある。小売事業者やECプラットフォームにとっては、SNSマーケティングとパーソナライズドな顧客体験の強化が、今後の購買活性化の鍵となるだろう。

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