TikTok Shop日本市場週間動向 カテゴリー別成長と動画活用拡大
TikTok Shop日本市場 週間総括
Kalodata Japanの最新分析によると、2026年2月9日週の日本TikTok Shop市場の売上高(GMV)は9.85億円となり、前週比で12%減少した。動画投稿数が増加する中、平均販売単価は8%下落し、市場全体は認知拡大を重視した運用が続いている。売上商品数は3%増加し、全体としては引き続き活発な取引が見られるものの、単価下落による売上規模の調整が続いた。

4週間推移と主な指標
1月19日週からの4週間で、売上高は9.97億円から14.7億円への一時増加を経て再び9.85億円まで減少。販売件数は47.2万件から60.2万件に拡大した後、2月9日週は51.9万件となった。平均販売価格は2,112円から1,899円まで下落しており、単価減少の影響が見られる。
カテゴリー別動向 上位安定と中位変動
カテゴリー別では、美容・パーソナルケア(1.7億円)、食品・飲料(1.5億円)、レディースウェア・インナー(1.4億円)が上位3位を継続。これら上位はライブ配信と動画のバランス運用で安定した売上を維持している。一方で、健康カテゴリーはライブ配信主導で順位を回復し、自動車・バイクカテゴリーが動画主導で初のTOP10入り(3,057万円)を果たすなど、中位帯での変動が市場の流動性を示している。

商品・コンテンツ・投資関連指標
新商品数は48,801件と大幅減少(前週比-64%)したが、売上が発生した商品は32,016件で微増(+3%)。動画本数は36.7万本(+6%)、ライブルーム数は7,129件(-2%)と、動画を活用した販促活動が強化されている。全ショップ数は102,082件で横ばい、広告予算は1,098万円(-10%)、新規ファン数は415万人(+7%)と、ファン拡大の動きも見られる。

市場のトレンドと今後の注目点
上位カテゴリーの売上構造は大きな変化がない一方で、健康や自動車・バイクなど新規需要や動画活用による中位層の変動がみられる。ライブ配信と動画を組み合わせた運用が引き続き主流になりつつあり、今後もトレンドの変化をタイムリーに把握する重要性が高まっている。
