AI生成表示希望、ニュース・記事で84.8%
90.2%がAI生成表示を希望、表示の有無が信頼を左右
株式会社システムリサーチが運営する「創作品モールあるる」が実施した調査で、AI生成画像・動画を見たことがある人の90.2%が、何らかの形で「AI生成であることの表示」を求めていることが明らかになった。そのうち57.1%が「必ず表示してほしい」、33.1%が「内容によっては表示してほしい」と回答している。
AI生成画像・動画における表示希望の割合(あるるモール調べ)
ニュース・記事で84.8%、商品紹介でも57.0%
表示を望む媒体について尋ねたところ、最も多かったのは「ニュース・記事」で84.8%に達した。次いで「実在しない人物を使った投稿・広告」が67.4%、「商品紹介」が57.0%、「SNS投稿」が52.2%、「広告」が50.3%と続く。商品紹介やSNS投稿、広告でも半数以上がAI生成表示を求めており、用途によって意識の差が見られる結果となった。
媒体別のAI生成表示希望割合ランキング
表示で「誠実」「安心」の声、非表示では不信感
AI生成と表示されていた場合の印象を聞いたところ、「表示されていれば問題ない」が37.7%、「誠実だと感じる」が30.1%、「安心できる」が17.1%となった。表示が誠実さや安心感につながると受け止める層が一定数存在する。一方、後からAI生成だと分かった場合の印象では「騙されたように感じる」が27.9%、「少し気になる」が22.8%、「見分けがつかず不安になる」が19.9%とネガティブな反応が目立ち、「特に問題ない」は9.8%にとどまった。
AI生成表示時に抱く印象の内訳
後からAI生成と判明した場合のネガティブ印象の割合
表示の場面設計が信頼構築の鍵
本調査は、AI生成コンテンツの表示義務が議論される中で、消費者が単なる表示の有無だけでなく「どの媒体で、どのように伝えるか」を重視している実態を示した。ニュース・記事での高い表示希望は、情報の正確性と信頼性が求められる分野ほどAI由来の開示が不可欠であることを示唆する。EC業界においても、商品紹介画像などで57.0%が表示を求めており、透明性を高める表示設計が購買意欲やブランド信頼に直結する可能性がある。
広告