日本TikTok Shop市場4月6日週GMV大幅減とカテゴリー別成長
TikTok Shop市場でGMV16%減 新年度入りで調整局面
TikTok Shopデータ分析サービスKalodata Japanの最新レポートによると、2024年4月6日〜12日の日本TikTok Shop市場は、流通総額(GMV)が前週比-16.3%の9.35億円と大きく減少した。新商品数や広告投資も大幅に縮小し、市場は新年度入りのタイミングで明確な調整局面を迎えている。

新商品・広告投資が大幅減少 一方で動画活用は増加
同週の新商品数は13,244件(前週比-62.8%)、広告予算も1,067万円(-23%)と大きく減少。売上商品数も32,719件(-39.7%)、新規ファン数は189万人(-18%)と落ち込んだ。一方で、動画本数は54万本(+4.9%)、ライブルーム数も7,568件(+4.9%)と増加しており、出稿や商品供給からコンテンツ運用重視へのシフトが鮮明になっている。

カテゴリー別ではアパレルが2桁成長 集中型と分散型で明暗
カテゴリー別売上高では、美容・パーソナルケア(1.57億円)、食品・飲料(1.29億円)が引き続き市場を牽引。レディースウェア・インナー(1.08億円、+11%)、メンズウェア・下着(0.44億円、+14%)は2桁成長を達成し、特に動画適応力の高い分散型カテゴリが伸長した。食品・飲料や自動車・バイクは一部ヒット商品への依存度が高く、カテゴリ内で明暗が分かれる構造変化が進行している。

今後の市場動向と事業インパクト
全体として供給・広告投資の抑制が目立つものの、動画やライブ配信を活用した分散型カテゴリの戦略が功を奏している。新年度需要やアルゴリズムの変化を受けて、今後もコンテンツ強化型への転換が加速する可能性が高い。
