中身を選べない商品、購入経験は4割 3000円未満が購入しやすい価格帯

中身を選べない商品、購入経験は4割 3000円未満が購入しやすい価格帯

株式会社システムリサーチが運営する「創作品モールあるる」は、24~39歳の男女200名を対象に、中身を選べないセット商品に関するアンケート調査を実施した。その結果、購入経験がある人は約4割にとどまり、購入しやすい価格帯は3000円未満に集中する傾向が明らかになった。

購入経験の円グラフ中身を自分で選べない商品の購入経験は39%、未経験が61%

購入経験者39%、未経験者61%

「中身を自分で選べない商品を購入したことがあるか」との問いに対し、「購入したことがある」と回答したのは39%だった。約4割が福袋やおまかせセットを購入した経験を持つ一方、6割以上は未経験であり、この商材には一定の心理的ハードルが存在する。

価格上昇で「中身を知りたい」が32%

金額が大きくなるほど購入前に中身を確認したいと考える層が存在する。調査では32%が「金額が上がるほど、中身を知ってから買いたい」と回答。価格が高い商品ほど、盲目的な購入への抵抗感が強まることがうかがえる。

購入しやすい価格帯は1,000円未満と1,000~2,999円で各20%

購入しやすい価格帯中身が分からなくても購入しやすい価格帯の分布

購入しやすい価格帯として「1,000円未満」「1,000~2,999円」がそれぞれ20%を占め、3,000円以上は計13%にとどまった。また「金額に関わらず、任せたくない」と回答した人は26%おり、低価格でも購入に慎重な層が一定数いる。

購入条件は「興味のあるジャンル」が最多32%

「これなら買ってみてもよい」と感じる条件を尋ねたところ、「自分が興味のあるジャンルの商品である」が32%で最多。次いで「価格に納得できる」29%、「どんなジャンルの商品が届くか分かる」22%と続いた。中身そのものが不明でも、ジャンルや価格など事前に判断できる情報を重視する傾向が読み取れる。

購入条件の棒グラフおまかせ商品の購入条件、興味あるジャンルが最多

「おまかせ商品」のイメージ、不安とランダムが上位

「お店のおまかせ商品」という言葉から受けるイメージでは、「特にイメージは湧かない」が35.5%で最多。次いで「中身が分からないので不安がある」24.5%、「何が届くか分からず、ランダムな印象」24%が続いた。「自分では選ばない商品に出会えそう」は15.5%で、発見の楽しさよりも不安が先行する実態が浮き彫りになった。

イメージの棒グラフおまかせ商品に対するイメージ、不安とランダムが上位

価格と情報提示が購入のカギに

中身を選べない商品は低価格帯での訴求が有効であり、購入条件として興味ジャンルや価格納得感といった判断材料の提供が重要である。不安を軽減しつつサプライズ感を演出する情報設計が、この商材の購買率向上につながる可能性がある。

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