カウネットによるカスタマーハラスメント基本方針策定

カウネットによるカスタマーハラスメント基本方針策定

カウネットがカスタマーハラスメント対策を強化

コクヨグループのECサービス企業であるカウネットは、従業員の労働環境保護を目的として「カスタマーハラスメントに対する基本方針」を新たに策定した。近年、顧客からの不当な要求や言動による従業員への悪影響が社会課題となる中、カウネットは厚生労働省の指針を踏まえた独自の対策を打ち出した。

方針の概要と定義

新方針では、主に二つの観点からカスタマーハラスメントを定義している。第一に、企業の責任範囲を超える不当な要求や合理性を欠く要望、第二に、社会通念上不適切と判断される伝達手段や行為が含まれる。金銭的補償や過度な謝罪要求、暴言・脅迫・誹謗中傷などが具体的な例として挙げられる。

具体的な対応と措置

カスタマーハラスメントが確認された場合、個々の従業員任せではなく会社として組織的に対応する方針だ。悪質なケースにはサービス提供の停止や利用制限、法的措置も視野に入れる。厚生労働省のマニュアルに基づいた体制整備や、社内外の相談窓口、カウンセラーや産業医との連携も強化し、被害を受けた従業員のメンタルヘルスケアにも注力する。

今後の運用と方針見直し

カウネットは社会情勢や法制度の変化に応じて、基本方針を必要に応じて見直すとしている。全ての関係者が安心して働ける環境づくりを推進し、EC業界全体の職場環境改善にも寄与する姿勢を示している。

EC業界に広がる職場環境保護の波

カスタマーハラスメント対策は小売・EC業界で喫緊の課題となっている。カウネットのようなプラットフォーマーが明確な指針と実効的な体制整備を進めることで、従業員の心理的安全性向上や人材定着率の向上、ひいてはサービス品質の安定化にもつながる可能性が高い。他社への波及効果も注目される。

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