和漢の森がO-PLUX導入で不正転売とクレカ不正利用対策強化
和漢の森がO-PLUX導入で不正対策を強化
サプリメント・医薬品のECサイト「和漢の森」を運営する株式会社和漢は、かっこ株式会社が提供する不正検知サービス「O-PLUX」を導入し、不正転売やクレジットカード不正利用への対応を強化した。近年増加する不正注文への対策強化を目的としたもので、導入後に顕著な成果が報告されている。
O-PLUXによる不正検知サービスの仕組みや審査フロー
増加する不正注文と導入の背景
和漢の森では2年前から架空住所を利用した不正注文や、初回購入を狙った転売行為が増加。これらへの対応として電話確認などの手作業が必要となり、オペレーション負荷の増加や出荷前キャンセル率の上昇が経営課題となっていた。また、クレジットカードの不正利用も発生していたため、包括的な不正対策の必要性が高まっていた。
O-PLUX導入による具体的な効果
- 不正転売とクレジットカード不正利用対策を同時に実現
- 出荷前キャンセル率を2か月で約50%削減、広告投資効率(CPO)の大幅改善
- 不正対応工数を段階的な自動化により最終的に20%まで削減
導入初期はCSV連携による注文確認を行っていたが、審査精度の高さからAPI連携による自動化へと移行。チャットボットサービスとの連携で受注前に不正注文をブロックし、人的対応の負荷を大幅に軽減した。
O-PLUXの特徴と市場での位置付け
O-PLUXは国内ECサイト向け不正検知サービスの導入実績でNo.1(2025年3月末時点、東京商工リサーチ調査)を誇る。IPアドレス分析やBot判別、特許取得の名寄せ技術など多様な手法を組み合わせ、高精度なリアルタイム不正検知を実現する。月額3万円から導入できる低コストも特徴で、専任コンサルタントとAIを組み合わせた迅速な対応力が強みとなっている。
顧客体験と事業成長への寄与
和漢では「不正注文は今後もゼロにはならないが、継続的な環境整備が重要」とコメント。不正対策の最適化によりLTV(顧客生涯価値)の向上も期待され、ブランド価値やEC事業成長に直結する取り組みと位置付けている。
不正対策強化がEC事業成長を後押し
ECサイトにおける不正注文やクレジットカード不正利用は、コスト増加や顧客体験の悪化をもたらすリスクがある。和漢の森の事例は、精度の高い不正検知サービス導入がオペレーション効率と広告投資効果、さらにはLTV向上にも波及することを示しており、今後さらに多くのEC事業者にとって重要な経営課題となるだろう。