日本TikTok Shop市場 売上集中化と動画・ライブ配信の活発化
TikTok Shop日本市場 2026年1月第2週の動向
Kalodata Japanの最新分析によると、2026年1月12日から18日のTikTok Shop日本市場の総取引額(GMV)は10.2億円(前週比+0.6%)で推移しました。一方で、売上が発生した商品数は前週比20%減と大きく減少し、売上の集中化が進行しています。
直近4週間の売上高・販売件数・平均販売価格の推移を示すグラフ
売上集中化と主要指標の変化
全体のGMVは横ばいで推移したものの、売上商品数(35,350件、前週比-20%)や販売件数(47.8万件、前週比-5%)が減少。これにより、ヒット商品や強い店舗への売上集中が目立つ結果となりました。市場集中度は78%と高水準で、上位少数店舗の存在感が強まっています。
販売推移や主要指標の変化、カテゴリー別売上高などをまとめたトレンド概要グラフ
動画・ライブ配信活動は堅調
動画本数は過去最多の約30.7万本(前週比+14%)、ライブ配信者数は約7,000人(前週比+31%)と、12月末の大型セール期に匹敵する活発な投稿活動が継続しました。動画・ライブを活用した販促活動が市場の成長を支えています。
新商品数、売上商品数、動画本数、ライブ配信者数の主要指標グラフ
カテゴリー別トレンドと上位の変動
カテゴリー別では、美容・パーソナルケアが2.0億円で首位を維持。特にライブ配信経由の売上が前週比+42%と顕著な伸びを示しました。食品・飲料も動画経由GMV+42%とコンテンツ起点の成長が続いています。また、ジュエリーアクセサリーは商品カード経由GMVが2.6倍となり、売上ランキングが10位から6位に急上昇しました。
各カテゴリー別の売上高構成比を可視化した円グラフ
市場・投資関連指標
全ショップ数は98,274件(前週比+1%)に微増。広告予算は967万円(+3%)、新規ファン数は656万人(+18%)と、投資や集客活動も活発です。1ショップあたりの平均広告予算は98円となっています。
全ショップ数や広告予算、新規ファン数など市場・投資関連指標
今後の展望と課題
投稿活動やライブ配信を軸に市場規模の拡大傾向は続いていますが、売上の一極集中や商品数の減少といった課題も浮き彫りになっています。幅広い商品と店舗への売上分散や、持続的な市場成長が今後の焦点となりそうです。
市場活性化と売上集中の二極化傾向
活発な動画・ライブ配信と広告投資が市場全体の成長を後押しする一方で、売上の集中化がさらに進行しています。幅広い商品・店舗への売上分散や、中小事業者の活躍を促す施策が、今後の持続的な市場拡大には不可欠といえるでしょう。