楽天市場専用利益管理ツールEC家計簿提供開始
楽天市場向け利益管理ツール「EC家計簿」がサービス開始
株式会社Ritaenは、EC事業者が利益を基準に運営判断を行える利益管理・改善支援ツール「EC家計簿」の提供を開始した。売上だけでなく、原価や送料、広告費、各種手数料までを自動集計し、商品ごとの利益構造を可視化。従来の売上重視から利益重視への運営転換を支援する。
EC事業者の4割が利益目標未達、収益性の課題も
グローバルな外部調査によると、2022年時点でEC事業者の約4割が「利益目標に未達」、約3割が「事業全体の収益性に課題」と回答している。売上や成長率は把握できていても、原価や手数料、販促費を含めた実際の利益構造までは十分に見えていない現状が、この課題の背景にある。
- どの商品が本当に利益を生んでいるか不明瞭
- ROASが良好でも実質赤字の商品が存在
- 施策の優先順位判断が困難
こうした課題を受け、利益を基準とした運営の重要性が増している。
楽天市場専用の利益管理と改善提案ツール「EC家計簿」の特徴を図解で説明。
「EC家計簿」の主な機能と特徴
「EC家計簿」は日次単位で売上・費用・利益を自動集計し、リアルタイムに利益状況を可視化する。商品別・SKU別に利益額や利益率を把握でき、黒字・赤字商品の傾向を即座に判断可能。さらに、データに基づいた意思決定や施策実行を支援する設計となっている。
店舗利益や売上推移を可視化した管理画面のグラフ。利益の変動が一目で分かる。
- 売上・費用・利益を自動集計し日次で可視化
- 商品・SKU単位で利益詳細を把握
- 改善アクションへの移行を支援
料金プランと導入フロー
事業規模や運営体制に応じて「リリース記念」「スタンダード」「短期スポット」の各プランを用意。料金は月商や受注件数に応じて個別見積もりとなる。導入は最短1営業日で開始でき、現在は期間限定の無料トライアルも実施中。
リリース記念・スタンダード・短期スポットの各プラン内容を比較した表形式の図。
今後の展開とEC運営の新たな基準
これまで同社は1,500社以上のEC事業者支援実績を持つ。今後は楽天市場専用から、AmazonやYahoo!ショッピング、自社ECなど複数チャネルへの対応拡大も進め、より広範な利益管理の基盤構築を目指す。
利益可視化が意思決定の質を高める
EC市場の拡大に伴い、利益構造の把握不足は事業継続の大きなリスクとなっている。売上偏重から利益重視への運営転換は、持続的な成長に不可欠であり、今後は複数チャネル横断での利益管理がスタンダードとなる可能性が高い。
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