Future Food FundによるGrubMarketへの投資実行

Future Food FundによるGrubMarketへの投資実行

北米食品流通大手GrubMarketにFuture Food Fundが出資

オイシックス・ラ・大地のCVCファンド「Future Food Fund 2号」は、米国でB2B食品流通プラットフォームを展開するGrubMarket, Inc.に2025年12月、新規投資を実行した。同ファンドにとっては39件目の投資案件となる。

GrubMarketの事業概要と成長

GrubMarketは2014年創業以来、米国の生鮮食品流通市場における非効率の解消に注力してきた。生産者、卸、小売店、外食までをつなぐB2Bプラットフォームを提供し、全米に多数の顧客を持つ。自社開発のAIやSaaS型ERPを物流ネットワークに統合し、サプライチェーンの効率化を推進。120社超のM&Aで全米最大級の流通網を築いている。

最新の業績と今後の戦略

GrubMarketの2024年連結売上高は20億ドルを突破し、3年連続でEBITDA黒字を達成。今回の資金調達を通じ、北米市場でのシェア拡大とAI・物流プラットフォームのグローバル展開を加速させる方針を示している。

日本市場への示唆と投資の背景

日本の食品流通は依然としてアナログな体制が多く、効率化の余地が大きい。GrubMarketのAIによる受注予測や物流最適化モデルは、日本市場にも高い親和性があるとFuture Food Fundはみており、今後の国内導入やパートナー連携も視野に入れる。

男性のポートレート写真Future Food Fund 投資担当 長谷川浩之

Future Food Fund投資担当の長谷川浩之氏は、北米の食品流通市場は1兆ドル超の規模があり、GrubMarketが持つ垂直統合型の物流オペレーションや独自AIの活用は、業界の構造改革に大きく貢献していると評価。日本の食品流通においても同様の変革が期待されるとコメントした。

グローバル食品流通の構造改革加速

GrubMarketへの出資は、日米双方で食品流通のデジタル化や効率化を促進するインパクトを持つ。今後、日本市場での同様のモデル導入や提携が進めば、サプライチェーン改革や新たな業界標準の構築につながる可能性が高い。

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