EC検索トレンド調査2026 ユーザー過半数が検索機能を重視 AI提案型検索への期待高まる
ECサイト検索体験に関する最新調査 検索精度が購買行動に直結
ZETA株式会社が2025年12月に実施した『ECサイトの商品探索に関する調査』によると、ECユーザーの過半数が検索機能を最重視していることが明らかとなった。EC市場の成熟に伴い、ユーザーは「欲しい商品をストレスなく見つける」体験を求めており、検索体験の質が購買行動に大きな影響を与えている。
テキスト検索が主流も新手法が拡大
調査では、ECサイトで最も利用されている検索手法は「テキスト検索」(70.4%)で、次いで「絞り込み検索」(47.8%)となった。一方、「画像検索」(17.8%)や「AIチャット検索」(8.6%)の利用も進んでおり、検索手法の多様化が見られる。
ECサイトで利用される検索方法の割合を示したグラフ。テキスト検索が7割超で最多。
検索精度の重要性とECサイト離脱の背景
「欲しい商品が正確にヒットすること」を重視するユーザーが43.8%と最多を占め、検索機能そのものを最重要視する割合は過半数に達した。検索精度や利便性を高めることが、ECサイトのROI向上に直結することが示唆される。
ECサイト利用時に重視するポイントの円グラフ。半数以上が検索機能を最重要視。
AI提案型検索への高まる期待
「検索結果が多すぎて探すのをやめた」と答えた離脱経験者のうち、51.3%が「AIによる提案型検索」に期待を寄せている。さらに41.2%が「検索履歴や閲覧傾向による表示」を望んでおり、キーワード入力に依存しない新たな商品探索体験のニーズが高まっている。
検索結果が多すぎて離脱したユーザーのAI提案型検索への期待度を示すグラフ。
市場インパクトとEC事業者への示唆
今回の調査結果から、検索体験の質がECサイトの購買離脱や売上機会損失に直結することが確認された。ユーザー体験向上のためには、AIを活用した提案型検索やパーソナライズドな商品表示への投資が、今後の競争力強化に不可欠となっている。
AI活用型検索が新たなCX競争軸に
ECユーザーの体験向上には、従来のテキスト検索を超えたAI提案型やパーソナライズド検索の導入が急務となっている。検索精度の改善は顧客ロイヤルティや売上拡大に直結し、EC事業者間の競争力格差を生む要因となる可能性が高い。
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