itowaとネットプロテクションズによる葬儀業界DX推進業務提携
葬儀業界のDX加速へitowaとネットプロテクションズが提携
株式会社itowaと株式会社ネットプロテクションズは、葬儀業界における業務効率化とデジタル化(DX)推進を目的とした業務提携を締結した。両社はネットプロテクションズの後払い決済サービス「NP後払いair」をitowaの葬儀社向けデジタルプラットフォームへ実装し、共同営業による市場開拓を進める。サービス提供は2026年2月1日より、Web訃報案内「itowa」利用の葬儀社を対象に開始され、新規葬儀社の受付も同時に行う。
9,000億円規模の関連取引市場に着目
葬儀関連の供花・弔電・香典などの取引市場は約9,000億円とされるが、現状ではアナログ業務が多く、人手不足や回収・経理業務の負担が業界共通の課題となっている。今回の提携は、こうした業務負担軽減と市場のデジタル化を推進する狙いがある。
NP後払いair導入による業務効率化とリスク軽減
- 与信・請求・回収業務をネットプロテクションズにアウトソースし、督促や未回収リスクを軽減
- 供花注文から決済、帳票作成、基幹システム連携までの業務フローを自動化し、業務効率化を実現
- AIチャットボット「いとわトーク」による24時間対応で、スタッフの負担軽減と顧客対応力向上
実際、DX推進に積極的な葬儀社として、株式会社あいプラン、株式会社ニチリョク、株式会社メモリードが初期導入企業となっている。
NP後払いairのスマホ画面例。与信完了や後払いの流れを分かりやすく紹介している。
itowaの導入実績と業界への波及
itowaは2023年6月にサービスを開始し、累計15,000件の葬儀で利用されている。大手含む約40社が導入し、月間の取扱葬儀件数は約2,000件。供花注文業務の90%以上削減やスマートフォン完結型の利便性向上が評価されており、クレジットカード決済対応により収益向上も期待されている。
今後の展望と業界全体へのインパクト
今回の提携により、itowaの実績とネットプロテクションズの決済ノウハウを活用し、2.3兆円規模の葬儀市場における本格的なDX推進を目指す。今後は大栄株式会社など業界向け営業支援事業者とも連携し、業界全体へのサービス展開と市場拡大を図る。
葬儀業界DXの本格波及と新たな収益機会
葬儀業界のアナログ業務が根強く残る中、itowaとネットプロテクションズの提携は、業務負担軽減や未回収リスク低減による効率化・収益性向上のモデルを提示している。大手葬儀社での導入実績や数値データからも、今後業界全体へDXが波及するインパクトは大きい。