YTGATEによるあおぞら銀行とのポジティブ・インパクト・ファイナンス契約締結
YTGATEとあおぞら銀行がPIF契約を締結
決済最適化SaaS「YTGuard」を展開するYTGATEは、あおぞら銀行とESGフレームワークローンに基づくポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)契約を2026年2月27日に締結した。資金は「YTGuard」の販売拡大や組織強化を目的とした運転資金として活用される。
PIFの概要とSDGs対応
今回のPIFは、国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)によるPIF原則およびそのガイドラインに準拠。企業活動が環境・社会・経済に与える影響を包括的に評価し、ポジティブなインパクトの拡大とネガティブインパクトの抑制を目指す。あおぞら銀行は2023年6月にPIF評価体制の適合性について格付投資情報センターのセカンドオピニオンを取得している。
PIF目標やKPI、SDGs関連の概要表
KPIにおける決済承認率の重要性
YTGATEはKPIのひとつに「決済承認率に対する認知度の向上」を設定。決済承認率はクレジットカード決済で正当な取引のうち実際に承認・成立した割合を示すが、EC市場の拡大と不正利用増加により、この指標の社会的認知が十分でない現状が続いている。
決済が承認されない正当取引の放置は、消費者の購買機会や事業者の収益拡大の阻害要因となり、デジタル経済の効率性低下にもつながる。YTGATEは決済承認率の可視化と管理を経営指標として普及させることで、持続可能な取引環境の実現を狙う。
YTGuardの事業展開と今後の方針
YTGATEは「決済を最適化し、世界をつなぐ」をミッションに掲げ、最適かつ安全な決済インフラを構築。創業3年で100社以上のEC事業者を支援し、承認率向上と不正防止を同時に実現するSaaS「YTGuard」を展開している。今後は設定KPIの達成に向け、進捗管理や施策の高度化を継続する方針だ。
- 決済承認率改善事業(YTGuard)
- 決済承認率改善コンサルティング
- 決済関連コンサルティング事業
決済承認率の可視化が市場成長の鍵に
決済承認率の認知拡大と管理は、EC事業者の収益最大化や消費者体験の向上に直結する。PIF契約を通じてESGやSDGsに対応しつつ、YTGATEが推進する指標の社会定着は、今後のデジタル経済の健全な成長に寄与すると考えられる。