NintによるEC主要15ジャンル最新市場動向レポート公開

NintによるEC主要15ジャンル最新市場動向レポート公開

2025年冬のEC市場、プレミアム志向と高単価化が鮮明に

株式会社Nintは、2025年11月から2026年1月における国内主要3大ECモール(楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング)の販売動向を独自ビッグデータ技術で分析したレポートを公開した。調査は15の主要ジャンルを対象に行われ、物価高や消費行動の変化が続く中での最新トレンドが明らかになった。

Nint ECommerceによるジャンル別市場分析Nint ECommerceによるジャンル別市場分析

販売数量減も単価上昇で売上維持傾向

多くのジャンルで販売数量は減少したものの、平均単価が上昇したことで市場全体の売上規模は維持あるいは拡大する傾向が見られた。消費者の「プレミアム志向」が強まり、安さよりも高性能・高付加価値商品や体験、専門的サービスへの支出が目立った。

ジャンル別注目動向

  • テレビゲーム:最新型ハードウェアへの世代交代が急速に進行し、平均単価が約31.6%上昇、売上高は約55.7%増と大幅成長
  • 美容・コスメ・香水:販売数量減だが、平均単価10%上昇。特に美顔器やスチーマーなど高機能製品が好調
  • スポーツ・アウトドア:全体の数量減に反し、ランニング・マラソンは約20%成長。厚底シューズなど高機能ギアへの投資増で平均単価は15.5%上昇
  • サービス・リフォーム:簡易サービスから高付加価値サービスへの移行が顕著で、冠婚葬祭サービスが急成長。販売数量は45.8%減も、平均単価は71.5%上昇

Nintのデータ分析が示す市場の意思決定支援

Nintが提供する推計データは、AIやクローリング技術を活用して主要ECモールの売上金額や販売数量、サイト内プロモーションデータなどを高精度で可視化。事業者は市場の変化や消費トレンドを的確に把握し、戦略立案や商品開発、プロモーション施策の意思決定に活用することが期待される。

高付加価値シフトがEC成長を牽引

2025年冬のEC市場では、価格よりも質や体験を重視する消費行動の変化が鮮明となった。数量減少の中でも高単価商品へのシフトが売上維持・拡大を支えており、EC事業者にとって市場データの精緻な分析と高付加価値戦略が一層重要になっている。

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