QENESTによるECロジスティクス企業向けオフサイトPPAと高圧電力供給開始
国内EC物流拠点にオフサイトPPAと高圧電力ハイブリッド供給
Q.ENESTでんき株式会社とQ.ENESTパワー合同会社は、国内最大級のECロジスティクス企業が中部エリアで運営する物流拠点に対し、オフサイトPPAと高圧電力供給を組み合わせたエネルギーサービスを2026年2月1日より開始した。物流施設特有の変動する電力需要に最適化した再生可能エネルギーの導入が、脱炭素化と電力コストの安定化を同時に実現する狙いだ。
再エネ発電所から物流施設までの電力と環境価値の流れを示す図解です。
年間約10.9万kWhの再エネを供給
今回の取り組みでは、愛知県愛西市の自社太陽光発電所(93.6kW)から物流拠点へ年間108,769kWhの再生可能エネルギーを供給。日中のピーク需要はPPA電力で、夜間や天候変動時は小売電力で補い、CO2排出ゼロの電力を一部業務で実現する。供給は中部電力管内の高圧2拠点で段階的に開始される。
環境価値の需要家帰属と国際イニシアチブ対応
本サービスでは非FIT非化石証書を活用し、再エネの環境価値が需要家側に帰属。スコープ2削減やRE100などの国際的なイニシアチブに対応できる仕組みも用意されている。供給契約は1年単位で、年次協議による更新が可能。
データ活用で物流施設の最適電力マネジメント
物流拠点は日中作業のピークや夜間の温度・在庫管理、自動化設備の連続稼働など、時間帯ごとに負荷が大きく変動する。Q.ENESTは発電・取引・小売を一体設計するジェンテイラーモデルと、独自のGreen Techによるデータ活用を組み合わせ、需要家特性に最適化した電力供給設計を実現した。
ジェンテイラーモデルとGreen Techによる電力供給設計
- 供給開始日:2026年2月1日
- 供給期間:1年間(以降は年次協議で更新)
- 対象施設:中部エリアの高圧物流拠点(複数・非公開)
物流施設に最適化された再エネ導入がGXを加速
ECロジスティクス企業に特化した再エネと高圧電力のハイブリッド供給モデルは、脱炭素と電力コストの両立を実現する先進的な事例となる。今後、再エネの自家消費と環境価値帰属の仕組みが物流業界全体のGXを後押しする可能性が高い。
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